melt bitter

(ねえふたりともわかってたのなんどこころからめてもひにひに)

ねえ二人とも分かってたの　何度心絡めても日に日に

(ほどけていったあかいろのいと)

ほどけていった赤色の糸

(あいしてるあいしてるなんてことばだけじゃやっぱだめみたいだ)

愛してる愛してるなんて言葉だけじゃやっぱダメみたいだ

(うんめいだとしんじてたひびよさようなら)

運命だと信じてた日々よ　さようなら

(かーすてれおのらじおでふいにながれたきみがはじめておしえてくれたあのきょく)

カーステレオのラジオで不意に流れた君がはじめて教えてくれたあの曲

(ちがうだれかのじょしゅせきでねたふりしてなみだごまかすよるなにしてんだろう)

違う誰かの助手席で寝たフリして涙誤魔化す夜　何してんだろう

(なつかしいえきふたりのへやかこがいまをみえなくする)

懐かしい駅二人の部屋　過去がいまを見えなくする

(でもいつかねまだしらないいろにそまってだれかととけてゆくの)

でもいつかねまだ知らない色に染まって誰かと溶けてゆくの

(そのしゅんかんがきっとほんとうのおわりわたしのいたいきもちを)

その瞬間がきっと本当の終わり　私の痛い気持ちを

(ふたりのものだとかんちがいしていただきしめなきゃなにもわかんないのに)

二人のものだと勘違いしていた　抱きしめなきゃなにもわかんないのに

(あいしてるあいしてるなんてもじのおもさはあわとおなじだね)

愛してる愛してるなんて文字の重さは泡と同じだね

(あいにいけばみらいはかわったかな)

会いに行けば未来は変わったかな