東方天空璋 霊夢 Normal 1~3面

(いまならしんせかいのかみにでもなれそうなきぶんよ！)

今なら新世界の神にでもなれそうな気分よ！

(そう・・・・・・いじょうきしょうとともにようせいがおかしくなるのはぐうぜんではないよねぇ)

霊夢：そう……　異常気象と共に妖精がおかしくなるのは偶然ではないよねぇ

(ｂｇｍ．　いろなきかぜはようかいのやまに)

BGM. 色なき風は妖怪の山に

(ｓｔａｇｅ２　あかいやまのこどく)

STAGE2 紅い山の孤独

(ｒｅｄ　ｍｏｕｎｔａｉｎ　ｌｏｎｅｌｉｎｅｓｓ)

Red Mountain Loneliness

(うきよのせきをこえるやまんば　さかたねむの)

浮世の関を超える山姥　坂田ネムノ

(なんだ？ここはうちのなわばりだべ)

ネムノ：なんだ？　ここはうちのなわばりだべ

(あー？なわばり？)

霊夢：あー？　なわばり？

(そうだ、よそものがかってにはいってくるな)

ネムノ：そうだ、よそ者が勝手に入ってくるな

(なわばり、ってこのへんはてんぐのしはいかだとおもっていたけど・・・・・・)

霊夢：なわばり、ってこの辺は天狗の支配下だと思っていたけど……

(あんたてんぐじゃなさそうね　なにものなの？)

あんた天狗じゃなさそうね　何者なの？

(だれでもいいべ)

ネムノ：誰でもいいべ

(ｂｇｍ．　やまおくのえんかうんたー)

BGM. 山奥のエンカウンター

(これいじょうここにとどまるというなら、おまえがえっとうようのほぞんしょくになるだけだ)

これ以上ここに止まるというなら、お前が越冬用の保存食になるだけだ

(あめふ「とらわれのあきさめ」)

雨符「囚われの秋雨」

(じんふ「やまんばのほうちょうとぎ」)

刃符「山姥の包丁研ぎ」

(じんふ「まうんてんまーだー」)

尽符「マウンテンマーダー」

(あんたつよいな　なにものなんだ？)

ネムノ：あんた強いな　何者なんだ？

(え、えーっと、はくれいじんじゃでみこをやっています)

霊夢：え、えーっと、博麗神社で巫女をやっています

(みこ？ふーん、しらんな)

ネムノ：巫女？　ふーん、知らんな

(でもつよいやつはきらいではない　うちによっていくか？)

でも強いやつは嫌いではない うちに寄っていくか？

(そうか、きいたことがあるわ)

霊夢：そうか、聞いたことがあるわ

(ひとしれずやまのなかにすんでいて、しゃかいをもたず、)

人知れず山の中に住んでいて、社会を持たず、

(よそともかんけいをもたないちょうへいさてきでせいたいふめいのようかい)

他所とも関係を持たない超閉鎖的で生態不明の妖怪

(もしかして、あなたはやまんばでしょ)

もしかして、あなたは山姥でしょ

(そうよばれることもあるな)

ネムノ：そう呼ばれることもあるな

(で、あきのひはつるべおとしだ　やまのあきはすぐにさむくなるぞ)

で、秋の日は釣瓶落としだ　山の秋はすぐに寒くなるぞ

(ささ、おちゃでものんでいくべ)

ささ、お茶でも飲んでいくべ

(えんりょしておくわ　まだながいきするよていなので・・・・・・)

霊夢：遠慮しておくわ　まだ長生きする予定なので……

(ｂｇｍ．　さくらいろのうみをおよいで)

BGM. 桜色の海を泳いで

(ｓｔａｇｅ３　しんじゅうおよぐさくらいろのうみ　ｓｅａ　ｏｆ　ｓｐｒｉｎｇ　ｐｉｎｋ)

STAGE3 神獣泳ぐ桜色の海　Sea of Spring Pink

(こうしてみると、うちのじょうくうもたいがいだったわね)

霊夢：こうしてみると、神社（うち）の上空も大概だったわね

(すこしはるっぽいかなーとはおもっていたけど、これは・・・・・・いじょうよねぇ)

少し春っぽいかなーとは思っていたけど、これは……異常よねぇ

(しんぶつにしんすいするしゅごしんじゅう　こまのあうん)

神仏に心酔する守護神獣　高麗野あうん

(あれ？じんじゃでせんとうですかー？わたしがじんじゃをみはっていましたが)

あうん：あれ？　神社で戦闘ですかー？　私が神社を見張っていましたが

(ちょっとようせいがこうふんじょうたいなくらいで、)

ちょっと妖精が興奮状態なくらいで、

(これといってきけんなしんにゅうしゃはなかったですよ)

これといって危険な侵入者はなかったですよ

(えーっと、あんただれだっけ？)

霊夢：えーっと、あんた誰だっけ？

(いやだなぁ、こまいぬのこまのですよぉ)

あうん：嫌だなぁ、コマ犬の高麗野（コマノ）ですよぉ

(・・・・・・こまいぬなんていたっけ？)

霊夢：……コマ犬なんて居たっけ？

(ええ、ひっそりとじんじゃとかおてらとかをみまもっていました)

あうん：ええ、ひっそりと神社とかお寺とかを見守っていました

(というわけでここはわたしがみはってますんで)

というわけで神社（ここ）は私が見張ってますんで

(しんにゅうしゃのしんぱいはありませんから、あんしんしてでかけてきてくださいな)

侵入者の心配はありませんから、安心して出かけてきてくださいな

(っていうか、どうかんがえてもあんたがしんにゅうしゃじゃない！)

霊夢：っていうか、どう考えてもアンタが侵入者じゃない！

(あんたがなにものなのか、じっくりしらべてやるわ！)

アンタが何者なのか、じっくり調べてやるわ！

(ｂｇｍ．　いっついのしんじゅう)

BGM. 一対の神獣

(けんふ「のらいぬのさんぽ」)

犬符「野良犬の散歩」

(こま「こまいぬまわし」)

独楽「コマ犬回し」

(はくふ「ひとりあうんのこきゅう」)

狛符「独り阿吽の呼吸」

(ひどーい　わたしはただ、じんじゃをまもっていただけなのに)

あうん：ひどーい　私はただ、神社を守っていただけなのに

(どうやら、うそはついていないようね)

霊夢：どうやら、嘘は吐いていないようね

(いままでもかんたんなてきからじんじゃやおてらをまもってきたんですよ)

あうん：今までも簡単な敵から神社やお寺を守ってきたんですよ

(ぼらんてぃあってやつ？)

ボランティアって奴？

(そう、ぜんぜんきがつかなかったわ　ごめんね)

霊夢：そう、全然気が付かなかったわ　ごめんね

(いーえ、きづかれないようにこうけんするのがたのしいのよ)

あうん：いーえ、気付かれないように貢献するのが楽しいのよ

(でも、こんかいはなぜかいてもたってもいられなくておもてにでてきちゃった・・・・・・)

でも、今回は何故か居ても立っても居られなくて表に出てきちゃった……

(さくらにうかれてたのかなぁ？じぶんでもわからないや)

桜に浮かれてたのかなぁ？　自分でも判らないや

(・・・・・・しかしこまいぬかぁ　あんたもしきいへんとはかんけいなさそうねぇ)

霊夢：……しかしコマ犬かぁ　アンタも四季異変とは関係なさそうねぇ

(あと、のこったきせつはひとつしかないんだけど、そこもきたいできないきがする・・・・・・)

後、残った季節は一つしか無いんだけど、そこも期待できない気がする……

(かんがにぶったのかなぁ　ここまでまったくいへんのてがかりがないなんて)

勘が鈍ったのかなぁ　ここまで全く異変の手掛かりがないなんて

(それとも、いままでたたかったやつらのどこかになにかじゅうだいなみおとしが・・・・・・？)

それとも、今まで戦った奴らの何処かに何か重大な見落としが……？

(これからまたでかけるんですね　じんじゃのるすはおまかせくださいなー)

あうん：これからまた出かけるんですね　神社の留守はお任せ下さいなー

(（ようせいにやまんば、こまいぬ・・・・・・）)

霊夢：（妖精に山姥、コマ犬……）

(うーむ・・・・・・まさかねぇ　いや、しかし)

うーむ……まさかねぇ　いや、しかし