ウィキペディ打 赤血球
問題文
(せっけっきゅうはけつえきさいぼうのひとつでいろはあかくけつえきじゅんかんによってからだぢゅうをまわり、)
赤血球は血液細胞の一つで色は赤く血液循環によって体中を回り、
(はいからえたさんそをとりこみ、)
肺から得た酸素を取り込み、
(からだのすみずみのさいぼうにはこびきょうきゅうするやくわりをにない、)
体の隅々の細胞に運び供給する役割を担い、
(またどうようににさんかたんそのはいしゅつもおこなう。)
また同様に二酸化炭素の排出も行う。
(せっけっきゅうのないぶにはてつをふくむあかいたんぱくしつへもぐろびんがじゅうまんしており、)
赤血球の内部には鉄を含む赤いタンパク質ヘモグロビンが充満しており、
(せっけっきゅうはへもぐろびんにさんそをとりこむ。)
赤血球はヘモグロビンに酸素を取り込む。
(おおきさはちょっけいが7~8なのまいくろめーとる、)
大きさは直径が7~8ナノマイクロメートル、
(あつさが2なのまいくろめーとるきょうほどのりょうめんちゅうおうがへこんだえんばんじょうであり、)
厚さが2ナノマイクロメートル強ほどの両面中央が凹んだ円盤状であり、
(かずはけつえき1まいくろりっとるあたりせいじんだんせいで4200000こ~5540000こ、)
数は血液1マイクロリットルあたり成人男性で420~554万個、
(せいじんじょせいで3840000~4880000こていどでけつえきのたいせきの)
成人女性で384~488万個程度で血液の体積の
(およそ4~5わりていどがせっけっきゅうのたいせきである。)
およそ4~5割程度が赤血球の体積である。
(ひょうじゅんてきなたいかくのせいじんであればぜんしんに)
標準的な体格の成人であれば全身に
(およそ3.5~5りっとるのけつえきがあるため、)
およそ3.5~5リットルの血液があるため、
(たいないのせっけっきゅうのそうすうはおよそ20ちょうこであり、)
体内の赤血球の総数はおよそ20兆個であり、
(これはぜんしんのさいぼうすうやく60ちょうこの3ぶんの1である。)
これは全身の細胞数約60兆個の3分の1である。
(たいないのさいぼうにくまなくさんそをきょうきゅうするためにぼうだいなかずのせっけっきゅうがそんざいする。)
体内の細胞にくまなく酸素を供給するために膨大な数の赤血球が存在する。
(こつずいではまいにち2000おくこじゃくていどのせっけっきゅうがつくられているが、)
骨髄では毎日2000億個弱程度の赤血球が作られているが、
(そのじゅみょうはやく120にちで、)
その寿命は約120日で、
(120にちのあいだにおよそ20~30まんかいにわたってからだをじゅんかんしてさんそをきょうきゅうし、)
120日の間におよそ20~30万回に渡って体を循環して酸素を供給し、
(ふるくなるとひぞうやかんぞうなどのまくろふぁーじにほそくされぶんかいする。)
古くなると脾臓や肝臓などのマクロファージに捕捉され分解される。
(せっけっきゅうはからだのすみずみのさいぼうにまでさんそをきょうきゅうするため、)
赤血球は体の隅々の細胞にまで酸素を供給するため、
(やわらかくひじょうにへんけいのうりょくにとみ、)
柔らかく非常に変形能力に富み、
(じぶんのちょっけいのはんぶんいかのけいのせまいもうさいけっかんにもはいりこみつうかすることができる。)
自分の直径の半分以下の径の狭い毛細血管にも入り込み通過することができる。