晦冥ワンダラー

(かみさまがいるのならばこんなふりょうひんなんて)

神様がいるのならば　こんな不良品なんて

(はやくけしてしまえばいいのにな)

早く消してしまえばいいのにな

(おまもりのかったーないふをつかうゆうきもないんだ)

お守りのカッターナイフを使う勇気もないんだ

(こころのきずだけがひびふえてく)

心の傷だけが日々増えてく

(ひつようとされるばしょなんてどこにあるの？)

必要とされる場所なんてどこにあるの？

(それっぽいだけのあいにはもうあきあきしてるの)

それっぽいだけの愛にはもう　飽き飽きしてるの

(かいめいわんだらーあけないよるでもいいよ)

晦冥ワンダラー　明けない夜でもいいよ

(かいめいわんだらーわたしもここにいるよ)

晦冥ワンダラー　私もここにいるよ

(みらいなんてきぼうなんてみえなくてもいいいま)

未来なんて　希望なんて　見えなくてもいい　今

(このひとみにきみがうつるそれがわたしのいばしょ)

この瞳に君が映るそれが私の居場所

(だれもみないうらあかでこころのこえつぶやいた)

誰も見ない裏垢で心の声つぶやいた

(「いきたくない、しにたくもないよ」と)

「生きたくない、死にたくもないよ」と

(おなじわーどさーちしたらおなじこえであふれてた)

同じワードサーチしたら　同じ声で溢れてた

(みんなじょうずにいきできないんだ)

みんな上手に息できないんだ

(ふぇんすごしみおろしたいつものまちは)

フェンス越し　見下ろしたいつもの街は

(こんなにもひろいはずなのにどこにいればいい？)

こんなにも広いはずなのに　どこに居ればいい？

(かいめいわんだらーかくしたきずあとみせて)

晦冥ワンダラー　隠した傷跡見せて

(かいめいわんだらーふれなくてもかんじるたいおん)

晦冥ワンダラー　触れなくても感じる体温

(うまくなんていきなくてもむちゅうになれるもの)

上手くなんて生きなくても　夢中になれるモノ

(１つだけもっているでしょう？)

１つだけ持っているでしょう？

(ここでいきをすればいい)

ここで息をすればいい

(そうはきだしたそのこえがいまとどいてるよ)

そう　吐き出したその声が　今届いてるよ

(くうきふるわせわたしのこころうごかす)

空気震わせ　私の心　動かす

(きずついたままあけないよるでもいいよ)

傷ついたまま　明けない夜でもいいよ

(とどかなくてもわたしはきみといるよ)

届かなくても　私は君といるよ

(みらいなんてきぼうなんてみえなくてもいいいま)

未来なんて希望なんて見えなくてもいい　今

(このひとみにきみがうつるここがわたしのいばしょ)

この瞳に君が映る　ここが私の居場所