意味が分かると怖い話59 概要欄に説明あり

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投稿者投稿者天狐いいね4お気に入り登録
プレイ回数2379難易度(3.4) 1161打 長文 かな
桃太郎
ぱっと見切ない話かと思いきや、しっかり怖い話でした。

解説
盗みを働いていた不届きものとは、おじいさんとおばあさんである。
貧しかったゆえに、村にあるものを盗んで桃太郎を養っていた。
桃太郎が村の見回りをしているときに盗みを働く不届きものが現れなかったのは、実の息子のように育ててきた桃太郎に情けない姿を見られたくなかったから。
桃太郎が処刑された後に盗みを働く不届きものがいなくなったのは、桃太郎がいなくなったので、もう養う必要がなくなったから。

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問題文

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(あるむらに、まずしいいえがいっけん。)

ある村に、貧しい家が一軒。

(そこにすんでいたのは、)

そこに住んでいたのは、

(おじいさん、)

おじいさん、

(おばあさん、)

おばあさん、

(そしてももたろう。)

そして桃太郎。

(ももたろうは、おばあさんがかわへせんたくへいったときに)

桃太郎は、おばあさんが川へ洗濯へ行ったときに

(みつけたすてごでした。)

見つけた捨て子でした。

(ふたりは、ももたろうをじつのむすこのようにそだてました。)

二人は、桃太郎を実の息子のように育てました。

(あるひ、そのいえにむらのちょうろうがたずねてきました。)

ある日、その家に村の長老が訪ねてきました。

(はなしをきいてみると、)

話を聞いてみると、

(どうやらこのむらに、ぬすみをはたらくふとどきものがいるらしい。)

どうやらこの村に、盗みを働く不届きものがいるらしい。

(とのことだった。)

とのことだった。

(そして、はんにんをつかまえたいのだが、)

そして、犯人を捕まえたいのだが、

(としをとってしまったゆえ、)

年を取ってしまった故、

(われわれのようなおいぼれではとうていつかまえられない。)

我々のような老いぼれでは到底捕まえられない。

(なので、このむらゆいいつのわかものである)

なので、この村唯一の若者である

(ももたろうにそのはんにんのほかくをたのみたいとのことだった。)

桃太郎にその犯人の捕獲を頼みたいとのことだった。

(ももたろうはふたつへんじでそれをうけた。)

桃太郎は二つ返事でそれを受けた。

(そして、すぐによるのむらをじゅんかいすることにしました。)

そして、すぐに夜の村を巡回することにしました。

(ももたろうはひっしにはんにんをつかまえようとしますが、)

桃太郎は必死に犯人を捕まえようとしますが、

など

(ももたろうがむらのじゅんかいをはじめたひいこう、)

桃太郎が村の巡回を始めた日以降、

(はんにんはすがたをあらわしませんでした。)

犯人は姿を現しませんでした。

(そのうち、むらにあるひとつのうわさがながれはじめます。)

そのうち、村にある一つのうわさが流れ始めます。

(ももたろうがはんにんなんじゃないかと。)

桃太郎が犯人なんじゃないかと。

(そのうわさがむらぜんたいにひろがるのにそうじかんはかかりませんでした。)

その噂が村全体に広がるのにそう時間はかかりませんでした。

(そして、こういうけつろんにいたってしまうのです。)

そして、こういう結論に至ってしまうのです。

(ももたろうをしょけいしてしまおうと。)

桃太郎を処刑してしまおうと。

(そしてついにももたろうはしょけいされてしまいました。)

そしてついに桃太郎は処刑されてしまいました。

(やっぱりももたろうがはんにんだったんだな。)

やっぱり桃太郎が犯人だったんだな。

(ちょうろうのこのひとことで、このじけんはかいけつしました。)

長老のこの一言で、この事件は解決しました。

(いこう、このむらでぬすみはおこらなかったとさ。)

以降、この村で盗みは起こらなかったとさ。

(めでたしめでたし。)

めでたしめでたし。

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