メイデー、メイビーネイビー

(きみとあるくせかいが)

君と歩く世界が

(なぜかとてもいとしくて)

なぜかとても愛しくて

(きずだらけのゆびさき)

傷だらけの指先

(ぽけっとのなかにかくした)

ポケットの中に隠した

(それでよかったのと)

それで善かったの？と

(じもんじとうしてたごがつ)

自問自答してた五月

(かわいてはしずむめろでぃ)

渇いては沈むメロディ

(にせんまいるそこ)

２０００マイル　底

(このまちはいきばのないゆめを)

この街は行き場の亡い夢を

(のぞいてわらういんすぺくとら)

覗いて嗤うイン・スペクトラ

(ただふじょうりがあかくざわめく)

只、不条理が紅くざわめく

(さまをきみはあいじょうとよんだ)

様を君は”愛情”と呼んだ

(たすけてめいでーわたしをつれてって)

たすけてメイデー、私を連れてって

(いとしさもならくもだきしめて)

愛しさも　奈落も　抱きしめて

(ねいびーつよがるゆびさきは)

ネイビー、強がる指先は

(あいまいにあいのあいをえがいてく)

曖昧に藍の愛を描いてく

(あいしてるのいみを)

「愛してる」の意味を

(つたえることもないまま)

伝える事も無いまま

(きみはとおくへきえた)

君は遠くへ消えた

(ほどけたまほう)

解けた魔法

(このほしはいきばのないまちを)

この星は行き場の亡い街を

(こわしてわらういんすぺくとら)

壊して嗤うイン・スペクトラ

(ただふじょうりにうちつけられる)

只、不条理に打ちつけられる

(さまをひとはにちじょうとよんだ)

様をヒトは”日常”と呼んだ

(たすけてめいでーきみはもういないって)

たすけてメイデー、君はもう居ないって

(わかっているのにくるしくて)

解っているのに苦しくて

(めいびーつよがるゆびさきが)

メイビー、強がる指先が

(ねいびーのしんぞうなで)

ネイビーの心臓　撫で

(おしえてめいでーきみのなまえをそっと)

おしえてメイデー、君の名前を　そっと

(いとしさもならくもだきしめて)

愛しさも　奈落も　抱きしめて

(ねいびーあのひのことばは)

ネイビー、あの日のコトバは

(じゅうだいのそらをあおくそめていた)

十代の空を青く染めていた

(わかるはずがないのさひとのきもちなんてさ)

解るはずが無いのさ、ヒトのキモチなんてさ

(それでもわかってしまうことがあるのさ)

それでも解ってしまう事があるのさ

(きみにもうあえないことこのほしにあさがくること)

君にもう会えないこと　この星に朝が来ること

(あふれるなみだとまらないこと)

溢れる涙止まらないこと

(さよなら)

さよなら

(ねいびーのそらがきえるまで)

ネイビーの空が消えるまで

(せめてこうしてうたおうか)

せめてこうして歌おうか

(ねいびーきみがまよわないようゆびさきのしるべ)

ネイビー、君が迷わない様　指先の標

(さよならめいでーわたしもつれてって)

さよならメイデー、私も連れてって

(いとしさもならくもだきしめて)

愛しさも　奈落も　抱きしめて

(めいびーきみはもうすぐそこ)

メイビー、君はもうすぐそこ

(あいたいよあかくあいをえがいてく)

「会いたいよ」紅く愛を描いてく

(めいでーめいでーめいでー)

メイデー、メイデー、メイデー・・・

(めいでーめいでーめいでー)

メイデー、メイデー、メイデー・・・