財務諸表論 第22章

関連タイピング
問題文
(ざいむしょひょうのさくせいにあたってさいようされるかいけいしょりのげんそくおよびてつづきをいう。)
財務諸表の作成にあたって採用される会計処理の原則及び手続をいう。
(じゅうらいさいようしていたいっぱんにこうせいだとうとみとめられたかいけいほうしんから)
従来採用していた一般に公正妥当と認められた会計方針から
(ほかのいっぱんにこうせいだとうとみとめられたかいけいほうしんにへんこうすることをいう)
他の一般に公正妥当と認められた会計方針に変更することをいう。
(げんそくとして、あらたなかいけいほうしんをかこのきかんのすべてにそきゅうてきようする。)
原則として、新たな会計方針を過去の期間のすべてに遡及適用する。
(かこのざいむしょひょうにたいしてあたらしいかいけいほうしんをそきゅうてきようすれば)
過去の財務諸表に対して新しい会計方針を遡及適用すれば、
(ざいむしょひょうぜんぱんについてのひかくかのうせいがたかまり、)
財務諸表全般についての比較可能性が高まり、
(じょうほうのゆうようせいがたかまることがきたいされるためである)
情報の有用性が高まることが期待されるためである。
(しさんおよびふさいやしゅうえきおよびひようとうのがくにふかくじつせいがあるばあいにおいて)
資産及び負債や収益及び費用等の額に不確実性がある場合において、
(ざいむしょひょうさくせいじににゅうしゅかのうなじょうほうにもとづいて、)
財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて、
(そのごうりてきなきんがくをさんしゅつすることをいう。)
その合理的な金額を算出することをいう。
(あらたににゅうしゅかのうとなったじょうほうにもとづいて)
新たに入手可能となった情報に基づいて、
(かこにざいむしょひょうをさくせいするさいにおこなった)
過去に財務諸表を作成する際に行った
(かいけいじょうのみつもりをへんこうすることをいう。)
会計上の見積を変更することをいう。
(かいけいじょうのみつもりのへんこうがへんこうきかんのみにえいきょうするばあいには、)
会計上の見積の変更が変更期間のみに影響する場合には、
(とうがいへんこうきかんにかいけいしょりをおこない、)
当該変更期間に会計処理を行い、
(とうがいへんこうがしょうらいのきかんにもえいきょうするばあいには、しょうらいにわたりかいけいしょりをおこなう)
当該変更が将来の期間にも影響する場合には、将来にわたり会計処理を行う。
(かいけいじょうのみつもりのへんこうは、)
会計上の見積の変更は、
(あたらしいじょうほうによってもたらされるものであるとのにんしきから、)
新しい情報によってもたらされるものであるとの認識から、
(かこにさかのぼってしょりせず、そのえいきょうをとうきいこうのざいむしょひょうにおいてにんしきする。)
過去に遡って処理せず、その影響を当期以降の財務諸表において認識する。
(きゃっち・あっぷほうしきにかんしては、)
キャッチ・アップ方式に関しては、
(じっしつてきにかこのきかんへのそきゅうてきようとどうようのこうかを)
実質的に過去の期間への遡及適用と同様の効果を
(もたらすしょりとなり、)
もたらす処理となり、
(あらたなじじつのはっせいにともなうみつもりのへんこうにかんするかいけいしょりとしては)
新たな事実の発生に伴う見積の変更に関する会計処理としては
(てきせつなほうほうではないとかんがえられる。)
適切な方法ではないと考えられる。
(このため、こくさいてきなかいけいきじゅんとのこんばーじぇんすのかんてんもふまえ、)
このため、国際的な会計基準とのコンバージェンスの観点も踏まえ、
(とうきいこうのひようはいぶんにえいきょうさせるほうほう(ぷろすぺくてぃぶほうしき))
当期以降の費用配分に影響させる方法(プロスぺクティブ方式)
(のみをみとめるとりあつかいとなる。)
のみを認める取扱いとなる。
(げんかしょうきゃくほうほうのへんこうは、けいかくてき・きそくてきなしょうきゃくほうほうのなかでの)
減価償却方法の変更は、計画的・規則的な償却方法の中での
(へんこうであることから)
変更であることから、
(そのへんこうはかいけいほうしんのへんこうではあるものの、)
その変更は会計方針の変更ではあるものの、
(そのへんこうのばめんにおいてはこていしさんにかんするけいざいてきべんえきの)
その変更の場面においては固定資産に関する経済的便益の
(しょうひぱたーんにかんするみつもりのへんこうをともなうものとかんがえられるためである。)
消費パターンに関する見積の変更を伴うものと考えられるためである。