太陽になれるかな

(あめがふるとこころがいたむほどきょうめいするんだ)

雨が降ると心が痛むほど共鳴するんだ

(きっとかみさまもわたしとおなじで)

きっと神様も私と同じで

(なみだのむこうがわのつよいわたしなら)

涙の向こう側のつよい私なら

(たいようになれるかな)

太陽になれるかな

(ただおいかけてあすへむかうけど)

ただ追いかけて 明日へ向かうけど

(くるおしいほどすくわれていたんだ)

狂おしいほど救われていたんだ

(できないこでもわるくないなんて)

出来ない子でも悪くないなんて

(きみのことばがほはばをあわせた)

君の言葉が歩幅を合わせた

(このひびがおわりなくつづくとか)

この日々が終わりなく続くとか

(あまいあじばかりきたいしたよ)

甘い味ばかり期待したよ

(あめのひもふたりひとつのかさだけ)

雨の日も二人 一つの傘だけ

(ともにあゆむみちはとじて)

共に歩む道は閉じて

(あめがふるとこころがいたむほどきょうめいするんだ)

雨が降ると心が痛むほど共鳴するんだ

(ほかのだれからもえられはしなくて)

他の誰からも得られはしなくて

(きみのなみだをみたいみせてほしいだけ)

君の涙を見たい 見せて欲しいだけ

(とおすぎるよひびかないね)

遠すぎるよ 響かないね

(ゆめをみているとわにといかけて)

夢を見ている 永久に問いかけて

(あしをすべらせめがさめていたんだ)

足を滑らせ 目が覚めていたんだ

(できないこでしょわるさばかりして)

出来ない子でしょ 悪さばかりして

(きみのすてっぷがほはばをせばめた)

君のステップが歩幅を狭めた

(としおいてなおもなかむつまじく)

年老いて尚も仲睦まじく

(いられることふつうじゃないのね)

居られること 普通じゃないのね

(かみなりのおともふたりできくから)

雷の音も二人で聴くから

(こわくなかったのにどうして)

怖くなかったのにどうして

(あめがふるとこころがいたむほどきょうめいするんだ)

雨が降ると心が痛むほど共鳴するんだ

(のこるぷれぜんとまたおもいだすよ)

残るプレゼント また思い出すよ

(きみのきすがほしくてこーひーあじの)

君のキスが欲しくて コーヒー味の

(とおすぎるよもやがかり)

遠すぎるよ 靄がかり

(だいちだってゆれうごく)

大地だって揺れ動く

(せいぎだってくつがえる)

正義だって覆る

(でもこころだけはちがうとしんじていたんだ)

でも心だけは違うと信じていたんだ

(ぜんぶぜんぶ)

全部 全部

(すてさってしまえたらゆうとうせいだ)

捨て去ってしまえたら優等生だ

(こいもなにもいらないよ)

恋も何も要らないよ

(わかってくれないのはどうして)

解ってくれないのはどうして？

(あめがふるとこころがいたむほどきょうめいするけど)

雨が降ると心が痛むほど共鳴するけど

(しずむよぞらにはてがとどかないよ)

沈む夜空には手が届かないよ

(はるかかなたのさきのあわいきみなら)

遥か彼方の先の淡い君なら

(たいようになれるね)

太陽になれるね

(よあけまえのけしきがつゆできらきらきらめいて)

夜明け前の景色が露できらきら煌めいて

(きっとかみさまがいじわるなせいだね)

きっと神様が意地悪なせいだね

(それでもむこうがわのつよいわたしと)

それでも向こう側のつよい私と

(いつかきっとであえるかな)

いつかきっと出会えるかな

(たいようになれるかな)

太陽になれるかな