Karma / Lia

(たまごでさえうまくわれないそんなぶきようなきみなのに)

卵でさえ上手く割れない　そんな不器用なきみなのに

(このせかいをすくえるというそのみをぎせいにして)

この世界を救えるという　その身を犠牲にして

(いまではだれもがきみのことまるでえいゆうのようにみたてて)

今では誰もがきみのこと　まるで英雄のように見立てて

(きれいなふくをきせたりして)

きれいな服を着せたりして

(はだしのままにげてくる)

はだしのまま逃げてくる

(なにもできないきみだってぼくはすきなままいたよ)

何もできないきみだって　僕は好きなままいたよ

(うんめいというものなんて)

運命というものなんて

(しんじないいつだってりふじんでおかしくて)

信じない　いつだって　理不尽で　おかしくて

(きみだってわらってやれこんなりふじんを)

きみだって　笑ってやれ　こんな理不尽を

(よせてはかえすひかりをせにたのしげにきみはうたってた)

寄せては返す光を背に　楽しげにきみは歌ってた

(なみおとをいいわけにしてもおとはとれてなかった)

波音を言い訳にしても　音はとれてなかった

(きみからはすべてがかけててそれゆえすべてとつながれる)

きみからはすべてが欠けてて　それゆえすべてと繋がれる

(いのちになれるということぼくもいつかきづいてた)

いのちになれるということ　僕もいつか気づいてた

(ぜいたくなんかいわないかなしみだってうけるよ)

贅沢なんかいわない　悲しみだって受けるよ

(だからきみというひとだけ)

だから君という人だけ

(ここにいてずっといて)

ここにいて　ずっといて

(ぼくからはなさないで)

僕から離さないで

(どんなこともおそれずいきていくから)

どんなことも恐れず生きていくから

(はじめてみせるようなかおで)

初めて見せるような顔で

(きみはあるいていった)

きみは歩いていった

(そのうんめいをはたすために)

その運命を果たすために

(なにもできないきみだってぼくはすきなままいるよ)

何もできないきみだって　僕は好きなままいるよ

(うんめいというものなんて)

運命というものなんて

(ぼくはけっしてしんじない)

僕は決して信じない

(たまごもわれなくていいいくつでもぼくがわるよ)

卵も割れなくていい　いくつでも僕が割るよ

(うたがへただっていいよこうしてぼくがうたうよ)

歌が下手だっていいよ　こうして僕が歌うよ

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅａｉｒ)

Requiem for the air

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｒｉｖｅｒ)

Requiem for the river

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｗｉｎｄ)

Requiem for the wind

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｌｉｇｈｔ)

Requiem for the light

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｆｏｒｅｓｔ)

Requiem for the forest

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｓｕｎ)

Requiem for the sun

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｒｌａｎｄａｎｄｔｈｅｏｃｅａｎ)

Requiem for ther land and the ocean

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｈｅａｖｅｎ)

Requiem for the heaven

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｈｅａｖｅｎ)

Requiem for the heaven

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｈｅａｖｅｎ)

Requiem for the heaven

(ぼくははしる)

僕は走る

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｈｅａｖｅｎ)

Requiem for the heaven

(ｒｅｑｕｉｅｍｆｏｒｔｈｅｈｅａｖｅｎ)

Requiem for the heaven

(かみをもおそれず)

神をも恐れず