不安定彼女

(ぐるぐるまわるまわりつづける)

ぐるぐる廻る　廻り続ける

(とけいのはりとあたまのなか)

時計の針と頭の中

(ふわりおちてくどこまでいける)

ふわり落ちてく　何処まで行ける？

(げんじつとうひのにじゅうごじ)

現実逃避の25時

(そのばしのぎのうそをかさねて)

その場凌ぎの嘘を重ねて

(きれいなことばをならべても)

綺麗な言葉を並べても

(いきぐるしくてこきゅうできない)

息苦しくて呼吸出来ない

(ぎりぎりのがけをつなわたり)

ギリギリの崖を綱渡り

(ふあんていなきょりこわれたかんけい)

不安定な距離　壊れたカンケイ

(ちかづくたびまたきずつけあう)

近づく度また　傷付け合う

(もうおわりなんて)

もう終わりなんて

(きこえないふりして)

聞こえないフリして

(ほうかいすんぜんどうすればいいの)

崩壊寸前　どうすればいいの

(おしえてよ)

教えてよ！

(ねむれないよるにひびく)

眠れない夜に響く

(わらえないきみのもんく)

笑えない君の文句

(くだらないじょうだんはもうやめて)

下らない冗談はもう止めて

(すきっていってよ)

好きって言ってよ

(わからないことばかりで)

分からない事ばかりで

(かみあわないことだらけで)

噛み合わない事だらけで

(それでもきみのことがすきだって)

それでも君の事が好きだって

(おもってるからそばにいてよ)

思ってるから　傍に居てよ

(くらくらしてるけしきがゆれる)

クラクラしてる　景色が揺れる

(とまらないまいなすもうそう)

止まらないマイナス妄想

(おちるさきにはなにがみえるの)

落ちる先には　何が見えるの？

(ひんけつぎみのにじゅうろくじ)

貧血気味の26時

(いちじしのぎのますいがきれて)

一時凌ぎの麻酔が切れて

(きりきりないてるむねのおく)

キリキリ鳴いてる胸の奥

(みえないいとにからめとられて)

見えない糸に絡め捕られて

(きづけばふたりでかごのなか)

気付けば二人で籠の中

(ふかんぜんなこいいびつなかんけい)

不完全な恋　歪なカンケイ

(はなれるたびまたくりかえすの)

離れる度また　繰り返すの

(もうおわりなんてあきらめきれない)

もう終わりなんて　諦めきれない

(ばくはつすんぜんどうすればいいの)

爆発寸前　どうすればいいの

(たすけてよ)

助けてよ！

(ねむれないよるにはせる)

眠れない夜に馳せる

(あどけないきみのえがお)

あどけない君の笑顔

(にくめないそのひょうじょうに)

憎めないその表情に

(わたしはまただまされる)

私はまた騙される

(きづかないふりをしても)

気付かないフリをしても

(かわらないうんめいでも)

変わらない運命でも

(それでもきみのことがすきだって)

それでも君の事が好きだって

(わかってるけどわからないの)

分かってるけど　分からないの

(まちがいだらけのふたりのかんけい)

間違いだらけの　二人のカンケイ

(それでもわたしはきみがすきで)

それでも私は　君が好きで

(もうおわりなんてしんじられなくて)

もう終わりなんて　信じられなくて

(ちっそくすんぜんどうすればいいの)

窒息寸前　どうすればいいの

(くるしいよ)

苦しいよ･･･

(こわれないあいがほしい)

壊れない愛が欲しい

(おわらないせかいがほしい)

終わらない世界が欲しい

(とどかないならもういっそふたりで)

届かないならもういっそ二人で

(きえてしまおう)

消えてしまおう

(ねむれないよるをこえて)

眠れない夜を越えて

(いますぐきみにあいたい)

今すぐ君に会いたい

(はなれないでねおねがい)

離れないでねお願い

(わたしをぎゅっとだきしめて)

私をぎゅっと抱きしめて

(わからないことばかりで)

分からない事ばかりで

(かみあわないことだらけで)

噛み合わない事だらけで

(それでもきみのことがすきだって)

それでも君の事が好きだって

(おもってるからそばにいてよ)

思ってるから　傍に居てよ