ふたつの鼓動と赤い罪

(あかくあかくあかくゆれて)

赤く赤く赤く揺れて

(ゆめのゆめのはてへはなれられない)

夢の夢の果てへ　離れられない

(もうなんどもあきらめてはおしころすたびいきばのないかんじょうがめをさましてく)

もう何度も諦めては押し殺すたび　行き場のない感情が目を覚ましてく

(よごれのないそのほほえみざんこくなほどとおいそんざいだとわかるよ)

汚れのないその微笑み残酷なほど　遠い存在だとわかるよ

(いえないきずこころむしばむだけなのにやみのなかにいまもやどるおもいをおさえきれない)

癒えない傷心蝕むだけなのに　闇の（中に）今も（宿る）想いを抑えきれない

(あかくあかくあかくゆれてゆめのはてへ)

赤く赤く赤く揺れて　夢の果てへ

(であってしまったうんめいがまわりだす)

出逢ってしまった運命が廻り出す

(だれもだれもしらないひみつおちておちておちて)

誰も誰も知らない秘密　堕ちて堕ちて堕ちて

(もうもどれないつみをきざんでもきっと)

もう戻れない罪を刻んでも　きっと

(こどくのふちあるきながらすくわれていたどんなときもかわらないりあるなひとみ)

孤独の淵歩きながら救われていた　どんな時も変わらないリアルな瞳

(でもひかりがまぶしいほどうまれるかげはふかくいろこくしのびよるよ)

でも光が眩しいほど生まれる影は　深く色濃く忍び寄るよ

(ふたつのこどうまるであわせかがみのようににてるけれどちがういたみ)

ふたつの鼓動まるで合わせ鏡のように　似てる（けれど）違う（痛み）

(むげんにつづいていく)

無限に続いていく

(あかくあかくあかくもえてすべてすべてけして)

赤く赤く赤く燃えて　すべてすべて消して

(かなうことのないまぼろしがうごきだす)

叶うことのない幻が動き出す

(つよくつよくはかないよるをこえてこえてこえて)

強く強く儚い夜を　超えて超えて超えて

(のがれられないつみにおぼれてもきっと)

逃れられない罪に溺れてもきっと

(あかくあかくあかくゆれてゆめのゆめのはてへ)

赤く赤く赤く揺れて　夢の夢の果てへ

(であってしまったうんめいがまわりだす)

出逢ってしまった運命が廻り出す

(だれもだれもしらないひみつおちておちておちて)

誰も誰も知らない秘密　堕ちて堕ちて堕ちて

(もうもどれないつみをきざんでもきっと)

もう戻れない罪を刻んでもきっと