輪廻ーロンドー

(しろいばらのはなびらひとつふたつひらけばあのひのきおくよみがえるでしょう)

白い薔薇の花びらひとつふたつ開けば　あの日の記憶蘇るでしょう

(やすらぎにてらされてはなをさかせたよるはあまくせつなくいろづいていく)

安らぎに照らされて　花を咲かせた夜は　甘くせつなく色づいていく

(ひかるいとをたどるようにときはしずかにながれて)

光る糸を辿るように　時間は静かに流れて

(みちひくゆれにそいながらひとはうまれかわる)

満ち引く揺れに添いながら　人は生まれ変わる

(あなたのほほえみはむねをとかすぬくもりどこかでみたあわいゆめのよう)

貴方の微笑みは胸を溶かすぬくもり　どこかで見た淡い夢のよう

(しずむゆうひにいまをきりとられてもふたりのかげはかさなっていく)

沈む夕日に今を切り取られても　二人の影は重なっていく

(はてしなくとおくかぎりなくふかくまじわったうんめいのように)

果てしなく遠く　限りなく深く　交わった運命のように

(なんどもつかんでなんどもうしなってやっとめぐりあえたこと)

何度もつかんで　何度も失って　やっと廻り合えた事

(そらがちをもとめはながあめをまちよるがあしたをこうように)

空が地を求め　花が雨を待ち　夜が明日を恋うように

(ふたつのこころがひとつだったことこんなにももとめてたの)

二つの心が　一つだったこと　こんなにも求めてたの

(ながいねむりほどいてこよいめぐりむかえたらふたりのろんどさあおどりましょう)

永い眠りほどいて今宵めぐり逢えたら　二人の輪廻曲　さあ踊りましょう

(すぎたひびをながすようにつきはやさしくうるんで)

過ぎた日々を流すように　月はやさしく潤んで

(きおくのさきにもういちどいとおしさがあふれた)

記憶の先にもう一度愛しさが溢れた

(あなたのねんげつをふたえにあゆめるならかげとなってまもっていたい)

貴方の年月を二重に歩めるなら　影となって守っていたい

(ふきまようかぜふたりをとおざけてもしんじることをわすれないで)

吹き迷う風二人を遠ざけても　信じることを忘れないで

(あてないきらめきはかないゆらめきただようまぼろしのように)

宛てない煌めき　儚い揺らめき　漂う幻のように

(さまよいながらもかわらないばしょへやっとたどりついたこと)

彷徨いながらも　変わらない場所へ　やっとたどり着いた事

(やみがひをうばいうそがつみになきかこがみらいをさいても)

闇が陽を奪い　嘘が罪に泣き　過去が未来を裂いても

(めぐりゆくようにきっとこのばしょをわたしはえらんでいたの)

巡りゆく様に　きっとこの場所を　私は選んでいたの

(はてしなくとおくかぎりなくふかくまじわったうんめいのように)

果てしなく遠く　限りなく深く　交わった運命のように

(なんどもつかんでなんどもうしなってやっとめぐりあえたこと)

何度もつかんで　何度も失って　やっと廻り合えた事

(そらがちをもとめはながあめをまちよるがあしたをこうように)

空が地を求め　花が雨を待ち　夜が明日を恋うように

(ふたつのこころがひとつだったことこんなにももとめてたの)

二つの心が　一つだったこと　こんなにも求めてたの

(しろいばらのはなびらひとつふたつちるときやさしいあさにそめられるでしょう)

白い薔薇の花びら　ひとつふたつ散る時　優しい朝に染められるでしょう

(そしてうまれかわってあなたのむねにさけばふたりのあいはえいえんになる)

そして生まれ変わって貴方の胸に咲けば　二人の愛は永遠になる