新しい音色
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歌詞(問題文)
(できすぎのぼくたちはみをかわすばかり)
出来すぎの僕たちは 身をかわすばかり
(ひっとさくのぞくへんににたおやくそくのかたまりで)
ヒット作の続編に似たお約束の塊で
(ぼくはぼくできみはきみだ)
僕は僕で君は君だ
(もりあがるせりふもかちかんをうまくつかったてじなみたいだな)
盛り上がるセリフも 価値観をうまく使った手品みたいだな
(わかちあっているふりのうまいことばというつーる)
分かち合っている振りのうまい 言葉というツール
(みじゅくなままかなであうあやふやなぼくらのひびき)
未熟なまま奏で合う あやふやな僕らの響き
(ひとつになんかならなくていい)
ひとつになんかならなくていい
(しゃだんしてんだろうがらすとびらでみえてんのさうわべのかたちは)
遮断してんだろうガラス扉で見えてんのさうわべの形は
(でもおとはきこえない)
でも音は聞こえない
(いつもぼくらむきあうためのことばじゃないなつかしいねいろ)
いつも僕ら 向き合うための言葉じゃない懐かしい音色
(むねのがくふにかきこまれてるけどまちがえそうでうまくひけないんだ)
胸の楽譜に書き込まれてるけど間違えそうでうまく弾けないんだ
(かたどりのやさしさならおざなりないめーじ)
模りのやさしさならおざなりなイメージ
(どんなことばをつむいでもうそつきのそれのようで)
どんな言葉を紡いでもウソつきのそれのようで
(でもいわれんだはなさなくちゃつたわらないんだと)
でも言われんだ 話さなくちゃ伝わらないんだと
(1にしなきゃ0は0でないこととおなじ)
1にしなきゃ0は0で ないことと同じ
(わかちあっていくためうまれたかさなりあうことば)
分かち合っていくため生まれた 重なり合う言葉
(みじゅくなままかなでてもあふれだすぼくらのひびき)
未熟なまま奏でても あふれ出す僕らの響き
(ゆうべきみがきかせてくれたなんでもないことばが)
昨夜君が聞かせてくれた何でもない言葉が
(とびらひらくんだかぎあなにとどくこころがかるくなる)
扉開くんだ 鍵穴に届く心が軽くなる
(またねといったきみのえがおではじけるようにこたえがよぎる)
またねと言った君の笑顔ではじけるように答えがよぎる
(こえになるよりさきにあるものいまつたえたいなつたないねいろでも)
声になるより先にあるもの 今伝えたいなつたない音色でも
(みじゅくなままかなでてもつながるぼくらのひびき)
未熟なまま奏でてもつながる僕らの響き
(ひとつになんかならなくていい)
ひとつになんかならなくていい
(そんなことはきづいているんだ)
そんなことは気づいているんだ
(いつだってさひびきあっているばしょがおなじならいい)
いつだってさ 響き合っている場所が同じならいい
(いつもぼくらむきあうためのことばじゃないあたらしいねいろ)
いつも僕ら向き合うための言葉じゃない新しい音色
(むねのがくふにかきこまれていくから)
胸の楽譜に書き込まれていくから
(かなでようそれぞれのねいろで)
奏でよう それぞれの音色で
(かなでようすべてがとどくまで)
奏でよう すべてが届くまで