意味が分かると怖い話78 概要欄に説明あり
なので、同じように書きますね。
しかし、なぜ主人公まで被害を被るのかが分からないので教えてください。
解説
女の首が切れている。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | モロ | 6114 | A++ | 6.2 | 97.9% | 268.2 | 1675 | 35 | 54 | 2024/10/29 |
2 | tetsumi | 5361 | B++ | 5.5 | 97.3% | 312.4 | 1721 | 46 | 54 | 2024/10/16 |
関連タイピング
-
プレイ回数46短文かな170打
-
プレイ回数54短文かな167打
-
プレイ回数22短文かな167打
-
プレイ回数28短文かな162打
-
プレイ回数6948かな870打
-
プレイ回数1094かな1262打
-
プレイ回数17短文かな170打
-
プレイ回数9835連打90秒
問題文
(とつぜんだが、おれはしゃちくだ。)
突然だが、俺は社畜だ。
(いつもかいしゃではざんぎょう、)
いつも会社では残業、
(そしてしゅうでんかえり、)
そして終電帰り、
(そしてしはつにちかいでんしゃでしゅっきん。)
そして始発に近い電車で出勤。
(ほんとうにいえにはねにかえっているようなものだ。)
本当に家には寝に帰っているようなものだ。
(きょうもしゅうでんでいえにかえっていると、)
今日も終電で家に帰っていると、
(うとうとしてきてついにはねおちてしまった。)
ウトウトしてきてついには寝落ちてしまった。
(そして、めをさますと)
そして、目を覚ますと
(みしらぬじょせいがおれのかたにあたまをのせて、)
見知らぬ女性が俺の肩に頭をのせて、
(もたれかかるようにしてねむっていた。)
もたれかかるようにして眠っていた。
(みてみるとくろかみろんぐでふつうにかわいい。)
見てみると黒髪ロングで普通にかわいい。
(さだことかみたいなぶきみなかんじではなく、)
貞子とかみたいな不気味な感じではなく、
(どちらかというときれいめなかんじ。)
どちらかというとキレイ目な感じ。
(しょうじきいってわるいきはしなかったので、そのままのっていた。)
正直言って悪い気はしなかったので、そのまま乗っていた。
(おれのおりるえきはまだまださきだから)
俺の降りる駅はまだまだ先だから
(まあへいきだろう。)
まあ平気だろう。
(ふたえき、さんえきとすぎていく。)
二駅、三駅と過ぎていく。
(ついにはおれとそのじょせいのふたりだけになってしまった。)
ついには俺とその女性の二人だけになってしまった。
(かのじょはどこでおりるんだろうか。おこしてあげるべきか。)
彼女はどこで降りるんだろうか。起こしてあげるべきか。
(そうおもったおれがからだをうごかしかけると、)
そう思った俺が体を動かしかけると、
(「うごかないで。」)
「動かないで。」
(とめをとじてあたまをのせたままじょせいがいった。)
と目を閉じて頭をのせたまま女性が言った。
(さらにつづけて、)
さらに続けて、
(「もうすこしこのままでいたいな。」)
「もう少しこのままでいたいな。」
(なんていわれちゃって。)
なんて言われちゃって。
(しょたいめんのひとにいわれてふしぎだったけど)
初対面の人に言われて不思議だったけど
(おんなのこにそんなことをいわれてりゆうをきくほどおれはやぼじゃない。)
女の子にそんなことを言われて理由を聞くほど俺は野暮じゃない。
(だまってかたをかしてやったよ。)
黙って肩を貸してやったよ。
(でもこくいっこくとおれのおりるえきがちかづいてきたから)
でも刻一刻と俺の降りる駅が近づいてきたから
(どこでおりるの?ってきくと)
どこで降りるの?って聞くと
(「おちるえき?」)
「落ちる駅?」
(とかえしてくる。)
と返してくる。
(ちがうよ、おりるえきだよ。)
違うよ、降りる駅だよ。
(もういちどつづけてとう。)
もう一度続けて問う。
(「おりるえきがおちるえきだよ。」)
「降りる駅が落ちる駅だよ。」
(なにをいっているんだ?ねぼけているのか。)
何を言っているんだ?寝ぼけているのか。
(そしてつづけて)
そして続けて
(「あなたのおりるえきが、おちるえき。」)
「あなたの降りる駅が、落ちる駅。」
(このこはいまからとびおりようとしているのだろうか。)
この子は今から飛び降りようとしているのだろうか。
(どうしてもきになったので、)
どうしても気になったので、
(おちちゃいけないよ。とかのじょをなだめてみた。)
落ちちゃいけないよ。と彼女をなだめてみた。
(そうするとかのじょは、)
そうすると彼女は、
(「あなたがおりたらわたしはおちる」)
「あなたが降りたら私は落ちる」
(ときょうはくめいたことをいってきた。)
と脅迫めいたことを言ってきた。
(おとこのほんのうといわれればそれまでなんだろうが、)
男の本能と言われればそれまでなんだろうが、
(おれはとっさにこのこをまもらなくてはいけない。)
俺はとっさにこの子を守らなくてはいけない。
(というせきにんかんにおわれた。)
という責任感に追われた。
(なのでおれは、わかった。やくそくするよ。といってしまった。)
なので俺は、分かった。約束するよ。と言ってしまった。
(そのとき、でんしゃがゆれた。)
その時、電車が揺れた。
(そしてかのじょのほうをみたおれは、)
そして彼女のほうを見た俺は、
(かのじょのこれまでのふかかいなことばのいみをすべてりかいした。)
彼女のこれまでの不可解な言葉の意味をすべて理解した。
(しかし、もうおそい。)
しかし、もう遅い。
(おりたらかのじょはおちる。)
降りたら彼女は落ちる。
(そしておれもおちるのだから。)
そして俺も落ちるのだから。