花Cherie

(つぼみのなかできみがまってる)

蕾の中で　君が待ってる

(あわいゆめをまいばんみるの)

淡い夢を毎晩見るの

(ぼくもしらないこころのおくそこ)

僕も知らない　心の奥底

(そんなとこにかくれてないでよ)

そんなトコに隠れてないでよ

(しおれたらみずをあげて)

しおれたら水を上げて

(かれぬようにずっと)

枯れぬようにずっと

(まもってあげるもっと)

守ってあげるもっと

(はかなくゆれるそのせんを)

儚く揺れるその線を

(ふれてたいんだきみのかおりを)

触れてたいんだ　君の香りを

(なみだをそんなことにつかわないで)

涙をそんなことに使わないで

(どんなきみでもきれいだから)

どんな君でも綺麗だから

(いまはかなしいことばたちはつかわないで)

今は悲しい言葉たちは使わないで

(きみとわらえるぼくがいるから)

君と笑える僕がいるから

(ねぇまたしずかなよるは)

ねぇ、また静かな夜は

(どうにもさみしくなったけど)

どうにも寂しくなったけど

(まぁでもきみがいるから)

まぁ、でも君がいるから

(どんなこともとくべつなんだ)

どんな事も特別なんだ

(つつませてとおいひとよ)

包ませて遠い人よ

(あわのようにそっと)

泡のようにそっと

(やわらかくねぎゅっと)

やわらかくねぎゅっと

(かぜにきえてしまわぬように)

風に消えてしまわぬように

(たしかめたいんだきみのかおりを)

確かめたいんだ　君の香りを

(なみだをそんなことにつかわないで)

涙をそんなことに使わないで

(どんなきみでもきれいだから)

どんな君でも綺麗だから

(いまはかなしいことばたちはつかわないで)

今は悲しい言葉たちは使わないで

(きみとわらえるぼくがいるから)

君と笑える僕がいるから

(そだたないあいなんてあいじゃないのさ)

育たない愛なんて愛じゃないのさ

(なんてきはずかしいことだってほら)

なんて気恥ずかしいことだってほら

(うたえるよきみとなら)

歌えるよ君となら

(にどとないしゅんかんを)

二度とない瞬間を

(なみだをそんなことにつかわないで)

涙をそんなことに使わないで

(そんなきみでもきれいだから)

そんな君でも綺麗だから

(やさしいかおりがしたきみのはな)

優しい香りがした君の花

(ぼくのみなもでさいておくれ)

僕の水面で咲いておくれ

(いまはかなしいことばたちいわないよずっと)

今は悲しい言葉たち　言わないよずっと

(きみとわらえるのをぼくがみつけるときまで)

君と笑えるのを僕が見つける時まで