今週のタイピング練習127-長文

(しごとがおわっておふぃすをでると、あたりはすっかりくらくなっていた。)

仕事が終わってオフィスを出ると、あたりはすっかり暗くなっていた。

(きょうもつかれたなぁと、なんとなくそらをみあげれば、)

今日も疲れたなぁと、なんとなく空を見上げれば、

(うつくしいまんげつがそらたかくかがやいていた。)

美しい満月が空高く輝いていた。

(わたしはかばんからすまほをとりだして、)

私は鞄からスマホを取り出して、

(しろくかがやくつきをしゃしんにおさめると、)

白く輝く月を写真におさめると、

(ちょっとだけげんきなあしどりできろについた。)

ちょっとだけ元気な足取りで帰路についた。

(なつのだいさんかっけいは、ことざのべが、わしざのあるたいる、)

夏の大三角形は、こと座のベガ、わし座のアルタイル、

(はくちょうざのでねぶの３つのほしでこうせいされる。)

はくちょう座のデネブの３つの星で構成される。

(べがはたなばたのおりひめぼし、あるたいるはひこぼしとしてもゆうめいである。)

ベガは七夕の織姫星、アルタイルは彦星としても有名である。

(どのほしもひじょうにあかるく、まちなかでもみつけやすいので、)

どの星も非常に明るく、街中でも見つけやすいので、

(きかいがあればさがしてみよう。)

機会があれば探してみよう。

(てんたいぼうえんきょうをもって、きんじょのおかのうえまでやってきた。)

天体望遠鏡を持って、近所の丘の上までやって来た。

(こんやはこのぼうえんきょうでつきのひょうめんにあるくれーたーをみるよていだ。)

今夜はこの望遠鏡で月の表面にあるクレーターを見る予定だ。

(「ほら、のぞいてごらん」とおとうさんにうながされて、)

「ほら、覗いてごらん」とお父さんに促されて、

(ぼくはわくわくしながら、てんたいぼうえんきょうをのぞきこんだ。)

僕はわくわくしながら、天体望遠鏡を覗き込んだ。

(なつのよぞらをみあげると、じゅうじのかたちにならんでいるほしをみることができる。)

夏の夜空を見上げると、十字の形に並んでいる星を見ることができる。

(それらははくちょうざのほしで、)

それらははくちょう座の星で、

(きたはんきゅうでみられることから、”きたじゅうじ”とよばれている。)

北半球で見られることから、"北十字"と呼ばれている。

(たいして、みなみはんきゅうでは”みなみじゅうじ”とよばれるほしのならびをみることができる。)

対して、南半球では"南十字"と呼ばれる星の並びを見ることができる。

(みなみじゅうじは、ぜんぶで８８こあるせいざのなかで、いちばんちいさいせいざである。)

南十字は、全部で88個ある星座の中で、一番小さい星座である。