情熱に届かない

(かいそくでんしゃをみおくった)

快速電車を見送った

(かわちかいえきのゆうがたに)

川近い駅の夕方に

(きみがいたなつのにおいがふいてくる)

君がいた夏の匂いが吹いて来る

(ほそめたまぶたくすぐるように)

細めた瞼くすぐるように

(とおくのどうろのはしげたが)

遠くの道路の橋桁が

(さいごにまぶしくとけていた)

最後に眩しく溶けていた

(ときをおいこしてはしゃいだ)

時を追い越してはしゃいだ

(わたしたちみんなみんな)

私達みんなみんな

(きかせてよあのときのうた)

きかせてよあのときのうた

(あなたのこえでもういちどだけ)

あなたの声でもう一度だけ

(がーどがとどろきちぎれとぶ)

ガードが轟ちぎれ飛ぶ

(ｄｏｎ’ｔ　ｌｅｔ　ｍｅ　ｄｏｎ’ｔ　ｌｅｔ　ｍｅ　ｇｏ)

Don't let me don't let me go

(わすれたくないあのときのゆめ)

忘れたくないあの時の夢

(いまはじょうねつにとどかない)

今は情熱に届かない

(きっとそれぞれにおもってた)

きっとそれぞれに思ってた

(なにをもくてきにいきてくの)

何を目的に生きてくの

(くちにはできないふあんを)

口にはできない不安を

(だきしめてずっとずっと)

抱きしめてずっとずっと

(えがいてよあのときのそら)

描いてよあのときの空

(あなたのむねにもういちどだけ)

あなたの胸にもう一度だけ

(しろいきゃんばすがもえるほど)

白いキャンバスが燃えるほど

(ｉ　ｗａｎｔ　ｔｏ，ｉｗａｎｔ　ｔｏ　ｋｎｏｗ)

I want to,I want to know

(なくしきれないあのときのゆめ)

失くしきれないあのときの夢

(いつかじょうねつにとどきたい)

いつか情熱に届きたい

(きみがいたなつのにおいがふいてくる)

きみがいた夏の匂いが吹いて来る

(そっとそっと)

そっとそっと

(きかせてよあのときのうた)

きかせてよあの時のうた

(あなたのこえでもっとはげしく)

あなたの声でもっと激しく

(ゆうひのかなたにちぎれとぶ)

夕陽の彼方にちぎれ飛ぶ

(ｄｏｎ’ｔ　ｌｅｔ　ｍｅ　ｄｏｎ’ｔ　ｌｅｔ　ｍｅ　ｇｏ)

Don't let me don't let me go

(わすれたくないあのときのゆめ)

忘れたくないあの時の夢

(いまはじょうねつにとどかない)

今は情熱に届かない

(あのときのうた)

あのときのうた

(あなたのこえでもういちどだけ)

あなたの声でもう一度だけ

(がーどがとどろきちぎれとぶ)

ガードが轟ちぎれ飛ぶ