面白い話　～20年後の彼ら～　第7話－1

(しずかは、のびた、じゃいあんとごうりゅうしびょういんにいた。)

しずかは、のび太、ジャイアンと合流し病院にいた。

(じゃいことすねおがはんそうされたびょういんだ。)

ジャイ子とスネ夫が搬送された病院だ。

(じゃいこはのびたのみたとおり)

ジャイ子はのび太の見たとおり

(わきばらをほうちょうがかすめただけのようでけいしょうであった。)

わき腹を包丁が掠めただけのようで軽症であった。

(すねおのほうはにかしょをさされておりじゅうしょうだったが、)

スネ夫のほうは二箇所を刺されており重症だったが、

(いちめいはとりとめさきほどいしきもかいふくしたらしい。)

一命はとりとめ先ほど意識も回復したらしい。

(けいさつのじじょうちょうしゅには「ごうとうにおそわれた」とくちうらをあわせることにした。)

警察の事情聴取には「強盗に襲われた」と口裏を合わせることにした。

(みらいのどうぐなどといってもしんじてはもらえないだろうし、)

未来の道具などといっても信じてはもらえないだろうし、

(むしろじぶんたちがうたがわれかねない、というけねんのためだった。)

むしろ自分たちが疑われかねない、という懸念のためだった。

(しずかたちがおそわれたけんについては、できすぎからでんわがあり)

しずかたちが襲われた件については、出木杉から電話があり

(かれのぶじがかくにんされたのでけいさつにはなさないことにした。)

彼の無事が確認されたので警察に話さないことにした。

(１じかんほどおくれてできすぎがびょういんにやってきた。)

１時間ほど遅れて出木杉が病院にやってきた。

(できすぎ「みんな、だいじょうぶ？」)

出木杉「みんな、大丈夫？」

(しずか「できすぎさん！！」)

しずか「出木杉さん！！」

(のびた「きみのほうこそだいじょうぶ？」)

のび太「君のほうこそ大丈夫？」

(できすぎ「ああ。でもこぴーろぼっとはたおせなかった。やつがついてこないように)

出木杉「ああ。でもコピーロボットは倒せなかった。奴がついてこないように

(とおまわりをしてきたらおそくなっちゃって・・・・・・すねおくんは？」)

遠回りをしてきたら遅くなっちゃって……スネ夫くんは？」

(のびた「いのちにべつじょうはないって。)

のび太「命に別状はないって。

(さっきいしきをとりもどして、いまびょうしつでけいさつのひととはなしてる」)

さっき意識を取り戻して、今病室で警察の人と話してる」

(できすぎ「ごうだくんは？」)

出木杉「剛田くんは？」