面白い話 ~20年後の彼ら~ 第10話-1

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果たして彼らに何が起こってしまうのか?
第10話-2:https://typing.twi1.me/game/122372です
長編第22弾です!
 ※誤字脱字あれば訂正お願いします!

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問題文

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(そのよる、のびたがすねおからのきんきゅうこーるをうけたのはけんきゅうしつでだった。)

その夜、のび太がスネ夫からの緊急コールを受けたのは研究室でだった。

(dr-1どらえもんのちょうせいさぎょうと、ほかのどうぐをつくるために、)

DR-1――ドラえもんの調整作業と、他の道具を作るために、

(しずかとわかれたからけんきゅうしつにもどったのだ。)

しずかと別れたから研究室に戻ったのだ。

(どちらのさぎょうもちょうどおわったところだった。)

どちらの作業もちょうど終わったところだった。

(すねお「じゅんまいくろは、でんぱしょうがいのひんどがはげしい。)

スネ夫『準マイクロ波、電波障害の頻度が激しい。

(こぴーろぼっとのうごきがかっぱつかしてるんだ・・・・・・のびたはいまけんきゅうしつだよな?」)

コピーロボットの動きが活発化してるんだ……のび太は今研究室だよな?』

(のびた「うん、そうだよ」)

のび太「うん、そうだよ」

(すねお「びょういんのまえにものびたがいるよ・・・・・・3にんほど」)

スネ夫『病院の前にものび太がいるよ……3人ほど』

(のびた「きもちわるいなぁ」)

のび太「気持ち悪いなぁ」

(すねお「ああ。とりあえずこっちはじゃいあんがいるからだいじょうぶ。)

スネ夫『ああ。とりあえずこっちはジャイアンがいるから大丈夫。

(そっちはまた3にんでごうりゅうして、しずかちゃんをたのむよ」)

そっちはまた3人で合流して、しずかちゃんを頼むよ』

(のびた「わかった」)

のび太「わかった」

(のびたはすぐにうわぎをきると、けんきゅうしつのどあをあけた。)

のび太はすぐに上着を着ると、研究室のドアを開けた。

(そとへむかいかけたところでおもいなおし、)

外へ向かいかけたところで思い直し、

(けんきゅうしつにもどりさきほどかんせいしたどうぐのはいったじぇらるみんけーすをてにする。)

研究室に戻り先ほど完成した道具の入ったジェラルミンケースを手にする。

(じぇらるみんけーすをもつと、こんどこそのびたはそとにとびだした。)

ジェラルミンケースを持つと、今度こそのび太は外に飛び出した。

(できすぎはたくしーをひろうためえきまえにむかっていた。)

出木杉はタクシーを拾うため駅前に向かっていた。

(びょういんのすねおとのれんらくはみつにとっている。)

病院のスネ夫との連絡は密にとっている。

(じゅんまいくろはがそくていされてるとのことなので、)

準マイクロ波が測定されてるとのことなので、

(まえとおなじちゅうりんじょうふきんでそちらはさけてべつるーとでえきにむかう。)

前と同じ駐輪場付近でそちらは避けて別ルートで駅に向かう。

など

(るーとをかえたちょくごのことだった。)

ルートを変えた直後のことだった。

(けいたいでんわがきゅうにけんがいになる。)

携帯電話が急に圏外になる。

(でんぱしょうがいだ。)

電波障害だ。

(そうおもったちょくご、ぜんぽうすうめーとるのところにぴんくのどあがあらわれる。)

そう思った直後、前方数メートルのところにピンクのドアが現れる。

(できすぎ(やはり、どこでもどあか・・・・・・))

出木杉(やはり、どこでもドアか……)

(どあがひらき、なかからすねおが、いやすねおのこぴーろぼっとがあらわれる。)

ドアが開き、中からスネ夫が――いやスネ夫のコピーロボットが現れる。

(にせすねお「やあ、できすぎくん。ぼくのことおぼえてるかい?」)

偽スネ夫「やあ、出木杉くん。僕のこと覚えてるかい?」

(できすぎ「ああ・・・・・・あのときのこぴーろぼっとだね。きょうはのーへるかい?」)

出木杉「ああ……あのときのコピーロボットだね。今日はノーヘルかい?」

(にせすねお「ああ、かいぞうしてもらったんだ。)

偽スネ夫「ああ、改造してもらったんだ。

(すねおのすぺっくをはるかにこえている。もちろん、きみのすぺっくもね。)

スネ夫のスペックを遥かに超えている。もちろん、君のスペックもね。

(そしてはなのぼたんはむこうかした」)

そして鼻のボタンは無効化した」

(できすぎ「ぼたんなんかおさなくたってきみにはまけないとおもうけど」)

出木杉「ボタンなんか押さなくたって君には負けないと思うけど」

(にせすねお「できすぎの・・・・・・できすぎのくせに・・・・・・」)

偽スネ夫「出木杉の……出木杉のくせに……」

(にせすねお「なまいきだ!!!!」)

偽スネ夫「生意気だ!!!!」

(にせすねおがとっしんしてくる。)

偽スネ夫が突進してくる。

(はやい。まえとはくらべものにならない。)

速い。前とは比べ物にならない。

(とっさにからだをよこにそらし、だいいちげきをさける。)

咄嗟に体を横に逸らし、第一撃を避ける。

(が、にせすねおのかんせつがありえないほうこうにまがり、)

が、偽スネ夫の関節がありえない方向に曲がり、

(ぽけっとからないふをとりだしつきだしてくる。)

ポケットからナイフを取り出し突き出してくる。

(ほおをないふがかすめる。できすぎはわざとたいせいをくずし、じめんをころがりきょりをとった。)

頬をナイフが掠める。出木杉はわざと体制を崩し、地面を転がり距離をとった。

(できすぎ(おちつけ・・・・・・おちついてかまえれば、くみつくこともできるはずだ))

出木杉(落ち着け……落ち着いて構えれば、組み付くこともできるはずだ)

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