FAKE LOVE / 堂村璃羽

(からだはかさなりあってる)

身体は重なり合ってる

(だけどあいはずれたままですごしてる)

だけど愛はずれたままで過ごしてる

(しぇあしてるのはかいかんとじかんだけ)

SHAREしてるのは快感と時間だけ

(あいじょうにじゅようなんてないんだって)

愛情に需要なんて無いんだって

(やってさってもうばいばい)

ヤって去ってもうバイバイ

(あいまいなあいならここにないままで)

曖昧な愛ならここにないままで

(またねはからだかわしあいたいだけ)

またねは身体交わし合いたいだけ

(わたしじゃなくからだにあいたいだけ)

私じゃなく身体に会いたいだけ

(つごうよくまたきりすてられて)

都合良くまた切り捨てられて

(ききずてならないことばもすてられてく)

聞き捨てならない言葉も捨てられてく

(いつだってせつなのかんけい)

いつだって刹那の関係

(どあをしめるおとがなみだをいざなう)

ドアを閉める音が涙を誘う

(きたなくよごれたしーつのうえ)

汚くよごれたシーツの上

(なみだでおおいかくすえきたいを)

涙で覆い隠す液体を

(へいきだよっていいきかして)

「平気だよ」って言い聞かして

(またねむりにつくよごれたままで)

また眠りにつく汚れたままで

(このじかんだけはわすれていたいの)

この時間だけは忘れていたいの

(いやなことやきみをあいしてるってことも)

嫌なことや君を愛してるってことも

(かいかんにおぼれていたい)

快感に溺れていたい

(このじかんがつづけばいいって)

この時間が続けばいいって

(おもってもきみにとってわたしはただのおもちゃばこなの)

思っても君にとって私はただの玩具箱なの

(またきみのてがからだをなぞる)

また君の手が身体をなぞる

(わたしのからだがなみだをながす)

私の身体が涙を流す

(かわすくちびるにあじすらないけど)

交わす唇に味すらないけど

(むねをしめつけるつらさならあるよ)

胸を締め付ける辛さならあるよ

(きづいてるのにきづいてないふり)

気づいてるのに気づいてないふり

(みぶりてぶりでまたおどらされてるみー)

身振り手振りでまた踊らされてるME

(だんすふろあはきみがはくことば)

DANCE FLOORは君が吐く言葉

(おとはへやにひびくべっどのきしみ)

音は部屋に響くベッドの軋み

(ひびにいやけがさしてる)

日々に嫌気がさしてる

(これでさいごっていいきかしたけど)

これで最後って言い聞かしたけど

(きみからのこーるてにとってるまた)

君からのCALL手に取ってる また

(こんなときしかかけないくせに)

こんな時しかかけないくせに

(あいがないうえにいったらせをむける)

愛がない上にイったら背を向ける

(てをふれることもままならない)

手を触れることもままならない

(からだがあいほっしてるのに)

身体が愛 欲してるのに

(きみはむしでいつもめをつむってる)

君は無視でいつも目を瞑ってる

(このじかんだけはわすれていたいの)

この時間だけは忘れていたいの

(いやなことやきみをあいしてるってことも)

嫌なことや君を愛してるってことも

(かいかんにおぼれていたい)

快感に溺れていたい

(このじかんがつづけばいいって)

この時間が続けばいいって

(おもってもきみにとってわたしはただのおもちゃばこなの)

思っても君にとって私はただの玩具箱なの

(このじかんだけはわすれてしまいたい)

この時間だけは忘れてしまいたい

(いっそきみになんてであいたくなかった)

いっそ君になんて出会いたくなかった

(かいかんにおぼれてるわたしを)

快感に溺れてる私を

(もうこわしてほしいんだ)

もう壊してほしいんだ

(おもってもきみにとってわたしはただのおもちゃばこなの)

思っても君にとって私はただの玩具箱なの