39ファーストデート

(ふあんまじりのかぜさそわれてあるいた)

不安まじりの風　誘われて歩いた

(くらいもりのなかでたたずんでいたんだ)

暗い森のなかで　佇んで居たんだ

(かくれたそらをたしかめたりしないから)

隠れた空を　確かめたりしないから

(なくしたかさはみつからないまま)

無くした傘は　見つからないまま

(ひとりぼっちなんておもいだせやしないって)

ひとりぼっちなんて　思い出せやしないって

(びるかぜにのせてろじうらのやみにとかして)

ビル風にのせて　路地裏の闇に溶かして

(あきらかにからまわりのぞきこむせかいにあきて)

明らかに空回り　覗き込む世界に飽きて

(あるきだしていたんだ)

歩き出していたんだ(Yhea)

(ぼくはずっとずっとそらばかりをみあげて)

ボクはずっとずっと 空ばかりを見上げて

(あのこのかおりさえわすれたりしたのに)

あのコの香りさえ 忘れたりしたのに

(さくらはらはらりまいおちるよるのあいだ)

桜ハラハラリ 舞い落ちる夜のあいだ

(きみとてをつないだんだ)

キミと手を繋いだんだ

(ｔｗｉｌｉｇｈｔたいせつなうたをとりかえすから)

TWILIGHT 大切なうたを 取り返すから

(ｎｉｇｈｔａｎｄｄａｙそのてのなかにきっと)

NIGHT AND DAY その手の中に きっと

(ｓｔａｒｌｉｇｈｔしかいにとどくようなあかるさはなくても)

STARLIGHT 視界に届くような 明るさは無くても

(あいたいおもいがぼくたちを)

逢いたい思いが ボクたちを

(ひきよせるから)

魅き寄せるから(La La...)

(ぐらすごしにのぞきみられるひょうじょうを)

グラス越しに 覗き見られる表情を

(あわのようにかきけされるかんじょうを)

泡のように かき消される感情を

(ぐらまらすなきすでせまりくるかのじょを)

グラマラスな キスで迫りくる彼女を

(それはきっととらっぷのがれられぬかんせいを)

それはきっとトラップ 逃れられぬ慣性を

(なんてあかるいみらいかたるえがくそうぞうさわぐもうそう)

なんて明るい未来 語る 描く 想像 騒ぐ 妄想

(たかくてきなしてんのあいのないこのかいしょうのさんじょう)

多角的な視点の 愛の無いこの甲斐性の惨状

(ふりだしてぬれたでしょながれついたゆうらくちょう)

降り出して濡れたでしょ 流れ着いた有楽町

(ふりだしからもういちど)

振り出しからもう一度

(おちつかないけしきまほうはすぐとけて)

落ちつかない景色 魔法はすぐ解けて

(おおきなふねのなかゆられつづけてた)

大きな船のなか 揺られ続けてた

(あちらこちらにくりかえしちらかした)

あちらこちらに 繰り返し散らかした

(であったころのきおくさがしてる)

出会った頃の 記憶探してる

(ときはきたんだ)

時は来たんだ

(おわりにしようかこんなひとりしばい)

終わりにしようか こんな一人芝居

(それでもきっと)

それでもきっと

(このなかにひとりきりなんてもったいのないはなしだって)

この身体にひとりきりなんて 勿体のない話だって

(あのこならきっというろじっくだけじゃたりないって)

あのコならきっと云う 論理だけじゃ足りないって

(ときがからだかけめぐってどれほどなにかがおきかわろうと)

時が身体駆け巡って どれほど何かが置き替わろうと

(きみはずっとあのこのまま)

キミはずっとあのコのまま

(ｔｒｙａｎｄｔｒｙふたりのうたをとりかえすから)

TRY AND TRY ふたりの"うた"を 取り返すから

(ｎｉｇｈｔａｎｄｄａｙこころうばわれないようにかくしてかぎをかけて)

NIGHT AND DAY 心奪われないように 隠して鍵を掛けて

(ｓｉｄｅｂｙｓｉｄｅさぁぼくらがかさねたくちびるかぞえてよ)

SIDE BY SIDE さぁ ボクらが重ねた くちびる数えてよ

(あいたいつたえたいそれだけでひきつけるから)

逢いたい伝えたい それだけで 魅きつけるから