イデアの少年

歌詞(問題文)
(このせかいではねいきることがむずかしい)
この世界ではね生きることが難しい
(だからだれかがだれかのいばしょをうばうしかないのさ)
だから誰かが誰かの居場所を奪うしかないのさ
(それゆえこのせかいはねいきることがむずかしい)
それゆえこの世界はね生きることが難しい
(そんなふのわのなかをぬけだせたならいいのに)
そんな負の輪の中を抜け出せたならいいのに
(ぼくらのともすひはやがてとけてしまう)
僕らの灯す火はやがて溶けてしまう
(えいえんにもえるほのおがひとつくらいあってもいいのに)
永遠に燃える炎がひとつくらいあってもいいのに
(きみのともすひはずいぶんちいさくなってしまったね)
君の灯す火は随分小さくなってしまったね
(そのえいえんにもえるほのおがきみのいのちだったなら)
その永遠に燃える炎が君の命だったなら
(きみがいなくなるくらいならばこのときがえいえんになればいいのに)
君がいなくなるくらいならばこのときが永遠になればいいのに
(そんなばかなことをいえばきみはむりにわらうだろう)
そんな馬鹿なことを言えば君は無理に笑うだろう
(がらすだまのようなひとみで)
ガラス玉のような瞳で
(なんねんさきもなんじゅうねんさきもずっといっしょにいたいよ)
何年先も何十年先もずっと一緒にいたいよ
(かくれてなくのはこれいじょうなにもうしないたくないから)
隠れて泣くのはこれ以上何も失いたくないから
(かなしいこともくるしいこともすべてけしてしまってさ)
悲しいことも苦しいことも全て消してしまってさ
(ぼくといっしょにいこうせかいのはてまで)
僕といっしょに行こう世界の果てまで
(ここにえいえんのくすりがあったとして)
ここに永遠の薬があったとして
(きみはこれをぼくとのみほしてくれるかな)
君はこれを僕と飲み乾してくれるかな
(きっときみはわらうそんなものはいらないわと)
きっと君は笑うそんなものはいらないわと
(きかなくたってわかっているぼくがよわいことも)
聞かなくたってわかっている僕が弱いことも
(きみがきれいだといったはなはたやすくかれてしまったよ)
君が綺麗だと言った花は容易く枯れてしまったよ
(まぶたのうらがわのきみはあざやかすぎてきえてくれない)
瞼の裏側の君は鮮やかすぎて消えてくれない
(きえないで)
消えないで
(なんびゃくねんでもなんぜんねんでもずっといっしょにいたいよ)
何百年でも何千年でもずっと一緒にいたいよ
(このまましずかにあさひがのぼらなければいいのに)
このまま静かに朝日が昇らなければいいのに
(わらわれたってさげすまれたってずっときみといきたいよ)
嗤われたって蔑まれたってずっと君と生きたいよ
(ぼくといっしょにいこうせかいのはてまで)
僕といっしょに行こう世界の果てまで
(なんおくねんもなんじゅうおくねんもずっといっしょにいたいよ)
何億年も何十億年もずっと一緒にいたいよ
(きみといるこのときがほらえいえんになればいいのに)
君といるこのときがほら永遠になればいいのに
(わらえなくなったってなけなくなったっていきていてほしいよ)
笑えなくなったって泣けなくなったって生きていてほしいよ
(さあいっしょにいこうせかいのはてまで)
さあ一緒に行こう世界の果てまで
(しあわせなせかいへ)
幸せな世界へ