IQ:64（あいくるしぃ）

(ひにくなあめにていせいかのごとく)

皮肉な雨に訂正かの如く

(たしかめたなぜに？というとおりかのごとく)

確かめた何故に？と言う通りかの如く

(あいなんてないというから)

「愛なんて無い」と言うから

(あいなんてないとおもうのに)

「愛なんて無い」と思うのに

(ほっといてなんていうから)

「放っといて」なんて言うから

(たまんねぇなっていうんでしょう)

「たまんねぇな」って言うんでしょう

(こわれるほどはかなきものさ)

壊れるほど　儚きものさ

(うつくしきはるのよに)

美しき春の夜に

(ひにくなあいがうそになる)

皮肉な愛が嘘になる

(あとちょっとだけとくせになる)

後ちょっとだけと癖になる

(きりとってないてうたにする)

切り取って泣いて詩にする

(ああなんてこというんでしょう)

嗚呼なんて事言うんでしょう

(ひにくなあめにていせきかのごとく)

皮肉な雨に定積かの如く

(たしかにことなるというとおりかのごとく)

確かに異なると言う通りかの如く

(あいなんてないというから)

「愛なんて無い」と言うから

(いみなんてないとおもうのに)

「意味なんて無い」と思うのに

(ほっておいてなんていうから)

「放っておいて」なんて言うから

(たまんねぇなっていうんでしょう？)

「たまんねぇな」って言うんでしょう？

(こわせるならないとおなじさ)

壊せるなら　無いと同じさ

(こわれるほどゆるしてなんておっと)

壊れる程　許してなんて　おっと

(ひにくってなんていうの？)

皮肉って何て言うの？

(ひにくなあいがうそになる)

皮肉な愛が嘘になる

(あとちょっとだけとくせになる)

後ちょっとだけと癖になる

(きりとってないてうたにする)

切り取って哭いて唄にする

(ああなんてこというんでしょう)

嗚呼なんて事言うんでしょう

(こわれるほどはかなきものさ)

壊れるほど　儚きものさ

(こわせるほどうつくしきはるのよに)

壊せるほど　美しき春の夜に

(そっとひっぱりだしておとになる)

そっと引っ張り出して音になる

(ひっくるめてうたにする)

引っ括めて唄にする

(きりとったままのかなしきあいのえに)

切り取ったままの哀しき愛の絵に

(ひにくなあいがうそになる)

皮肉な愛が嘘になる

(あとちょっとだけとくせになる)

後ちょっとだけと癖になる

(きりとってないてうたにする)

切り取って泣いて詩にする

(ああなんてこというんでしょう)

嗚呼なんて事言うんでしょう

(ひきはなされたふたりにはかなしみのあいがちょうどいい)

引き離された二人には　悲しみの愛が丁度良い

(きりとってないてうたにする)

切り取って哭いて唄にする

(ああなんてこというんでしょう)

嗚呼なんて事言うんでしょう

(ひにくなあめにただよう)

皮肉な雨に　漂う

(あしたふくかぜにとう)

明日吹く　風に問う