百人一首［011-020］

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すっとこぽっけいいね0 お気に入り登録

プレイ回数157 難易度(4.2) 643打長文かな

問題文

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(わたのはら　やそしまかけて　こぎいでぬと　ひとにはつげよ　あまのつりぶね)

わたの原　八十島かけて　漕ぎいでぬと　人にはつげよ　あまのつり船

(あまつかぜ　くものかよいじ　ふきとじよ　おとめのすがた　しばしとどめん)

天つ風　雲の通い路　ふきとじよ　おとめの姿　しばしとどめん

(つくばねの　みねよりおつる　みなのがわ　こいぞつもりて　ふちとなりぬる)

つくばねの　みねよりおつる　みなの川　恋ぞつもりて　淵となりぬる

(みちのくの　しのぶもじずり　たれゆえに　みだれそめにし　われならなくに)

陸奥の　しのぶもじずり　たれゆえに　みだれそめにし　われならなくに

(きみがため　はるののにいでて　わかなつむ　わがころもでに　ゆきはふりつつ)

君がため　春の野にいでて　若菜つむ　わが衣手に　雪はふりつつ

(たちわかれ　いなばのやまの　みねにおうる　まつとしきかば　いまかえりこん)

立ちわかれ　いなばの山の　みねに生うる　まつとしきかば　いま帰り来ん

(ちはやぶる　かみよもきかず　たつたがわ　からくれないに　みずくくるとは)

ちはやぶる　神代もきかず　竜田川　からくれないに　水くくるとは

(すみのえの　きしによるなみ　よるさえや　ゆめのかよいじ　ひとめよくらん)

住江の　岸による波　よるさえや　夢の通い路　人目よくらん

(なにわがた　みじかきあしの　ふしのまも　あわでこのよを　すぐしてよとや)

難波潟　みじかき葦の　ふしの間も　あわでこの世を　すぐしてよとや

(わびぬれば　いまはたおなじ　なにわなる　みをつくしても　あわんとぞおもう)

わびぬれば　今はたおなじ　難波なる　みをつくしても　逢わんとぞ思う