ストロウ/un:c×しゅーず

(せいぜいゆびくわえてみてな)

せいぜい指くわえて見てな

(あぁみせものにこころはせている)

あぁ　見世物に心馳せている

(ばかものどもよ)

馬鹿者共よ

(どうしたっていけにえでしょ)

どうしたってイケニエでしょ？

(いんすたんすなひめごと)

インスタンスな秘め事

(うらやむくらいにおちていくみらい)

羨むくらいに　堕ちていく未来

(およびごしならここでおかえり)

及び腰ならここでお帰り

(あまいあまいぼれろ)

甘い甘いボレロ

(ぴあのがいなないて)

ピアノが嘶いて

(わすれえぬくたばれゆめよ)

忘れえぬ　くたばれ夢よ

(ａｈａｈａｈ)

ah　ah　ah

(きずをみせてよ)

傷を見せてよ

(さかせたはねのいみ)

咲かせた羽の意味

(にどときえないけせない)

二度と消えない　消せない

(ぼくらがあがいていた)

僕らがあがいていた

(つたないもじとゆびきりでむすぶつきのまに)

拙い文字と　指切りで結ぶ月の間に

(ひみつのだんす)

秘密のダンス

(みせつけようきみときみと)

見せつけよう君と　「君と」

(ぶきようにすとろう)

不器用にストロウ

(だれもいないきょうしつで)

だれもいない教室で

(ゆうぐれにこうかいをこがした)

夕暮れに後悔を焦がした

(ひとつふたつほどけないつみをあんでいく)

ひとつふたつ、ほどけない罪を編んでいく

(ぼくらのあのひは)

僕らのあの日は

(おややせんせいにもいえないこと)

親や先生にも言えないこと

(しぬまでずっとだいだいいろにかくしたまま)

死ぬまでずっと橙色に隠したまま

(あつらえよいやみや)

誂え宵闇や

(ぴあのにねころんで)

ピアノに寝転んで

(いきあわせすするほのおが)

息合わせ啜る炎が

(てぃあも)

ティ・ア・モ

(かわしてめーでー)

交わしてメーデー

(みつはみつへとはう)

蜜は蜜へと這う

(えんぜるのしたがうそなら)

エンゼルの舌が　嘘なら

(かみさまもあざむこう)

神様も欺こう

(こちらにおいでよ)

こちらにおいでよ

(からまったいとほどいてあげる)

絡まった糸ほどいてあげる

(こしたんたんぬけだそうきみときみと)

虎視眈々　抜け出そう君と　「君と」

(こいしてすわろう)

恋してスワロウ

(きずをつけてよ)

傷をつけてよ

(わすれられないように)

忘れられないように

(ぼくのものだいやぼくだ)

僕のものだ　「いや僕だ」

(あなたにこがれている)

あなたに焦がれている

(つたないもじとゆびきりでむすぶつきのまに)

拙い文字と　指切りで結ぶ月の間に

(ひみつのだんす)

秘密のダンス

(みせつけようきみとぼくと)

見せつけよう君と　「僕と」

(ぶきようにすとろう)

不器用にストロウ