生きてるだけで丸三角四角

(とぎれとぎれめぐる)

途切れ 途切れ 巡る

(ゆううつなことばのうらがわにひそむ)

憂鬱な言葉の 裏側に潜む

(おとにまぎれいきて)

音に 紛れ 生きて

(いきぬいたさきにゆらぐゆめはまぼろし)

生き抜いた先に揺らぐ 夢はまぼろし

(なぜなのつかのまのせとぎわにうもれて)

なぜなの 束の間の瀬戸際 に埋もれて

(いつかのこたえをさがしてはとまどう)

いつかの答えを 探しては戸惑う

(まわりはじめたときをさかのぼって)

回り 始めた時を 遡って

(きみのこきゅうさえわすれては)

君の 呼吸さえ忘れては

(たいていうまくいかないことで)

大抵うまくいかないことで

(ふてくされてばかりでだって)

不貞腐れてばかりでだって

(ゆうめいむじつのくだをまいて)

有名無実の管を巻いて

(くだらないことだってわらう)

くだらないことだって笑う

(かわりばえないっていう)

代わり映えないっていう

(ありきたりのしょうどうだって)

在り来たりの衝動だって

(こうていひていもないだけで)

肯定否定もないだけで

(ゆるやかにいきてるだけさ)

緩やかに生きて るだけさ

(かわるがわるねがう)

代わる 代わる 願う

(おもいえがいてたことのゆめははかなく)

思い描いてたことの夢は儚く

(ちるかれるきえる)

散る 枯れる 消える

(そのさきにみえるものもいまはうたかた)

その先に見えるものも今はうたかた

(なぜなのてさぐりのせとぎわにまぎれて)

なぜなの 手探りの瀬戸際 に紛れて

(いつかのこたえをさがしてはさまよう)

いつかの答えを 探しては彷徨う

(まよいはじめたみちをさかのぼって)

迷い 始めた路を 遡って

(きみのほはばさえわすれては)

君の 歩幅さえ忘れては

(さいしょううちゅうのちりになって)

最小宇宙の塵になって

(きえてくくらいのねがいって)

消えてくくらいの願いって

(えいきゅうきかんのねじをまいて)

永久機関の螺子を巻いて

(からまわりしてるってさけぶ)

からまわりしてるって叫ぶ

(かんぺきになるっていう)

カンペキになるっていう

(かんぺきふかのうなことって)

完璧不可能なことって

(しょうめいできないしきをとく)

証明できない式を解く

(つよがりににてるねそれは)

強がりに似てる ねそれは

(たいていうまくいかないことで)

大抵うまくいかないことで

(ふてくされてばかりでだって)

不貞腐れてばかりでだって

(ゆうじゅうふだんのせいにないて)

優柔不断の所為に泣いて

(つまらないことだってわらう)

つまらないことだって笑う

(かわりばえないっていう)

代わり映えないっていう

(ありきたりのしょうどうだって)

在り来たりの衝動だって

(じゅうおうむじんのこをえがいて)

縦横無尽の弧を描いて

(ゆるやかにいきてるだけさ)

緩やかに生きて るだけさ