20HZ-ニジュッヘルツ-

(にじゅっへるつくらいの)

20Hzくらいの

(ほとんどとうめいなかんじょうが)

ほとんど透明な感情が

(ぼくのこころのはしっこすみついた)

僕の心の端っこ　住み着いた

(そいつがいつもかんじんなときにかおをだして)

そいつがいつも肝心な時に顔を出して

(ぼくのじゃまをするんだよ)

僕の邪魔をするんだよ

(なにかとてもふかいなひずんだそのおとは)

何かとても不快な歪んだその音は

(えいとびっとのきっくのような)

8bitのキックのような

(ばりっとしたおとで)

バリっとした音で

(しゅつりょくげんかいなんてとっくにこえてしまってる)

出力限界なんてとっくに超えてしまってる

(すぴーかーからでるひめいみたいに)

スピーカーから出る悲鳴みたいに

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(そうやってきみにつたわるおと)

そうやって君に伝わる音

(ばからしくって)

馬鹿らしくって…

(うざいなんておもったことなんて)

「ウザイ」なんて思ったコトなんて

(いちどだってないけれど)

一度だってないケレド

(そんなことをいいたくなることがたまにあるんだな)

そんな事を言いたくなる瞬間がたまにあるんダナ

(そして)

そして

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(そうやってきみにつたわるおと)

そうやって君に伝わる音

(ばからしくてしねるようなおと)

馬鹿らしくて死ねるような音

(あるしゅのきょうはくせいしょうがい)

ある種の強迫性障害

(いまあのどろみずをのまなきゃふこうになる)

今あの泥水を飲まなきゃ不幸になる

(と、いうようなやつ)

と、いうようなやつ

(たちのわるいやつ)

タチの悪いやつ

(で、そいつがぼくのことばをうばうから)

で、そいつが僕の言葉を奪うから

(すべてがだいなしになるのさ)

全てが台無しになるのさ

(すべてがだいなしになるのさ)

全てが台無しになるのさ

(そうやってきみにつたわること)

そうやって君に伝わる事

(ばからしくって)

馬鹿らしくって…

(きらいだっておもったことなんて)

「嫌い」だって思ったコトなんて

(いちどだってないけれど)

一度だってないケレド

(そんなことをいいたくなることがたまにあるんだな)

そんな事を言いたくなる瞬間がたまにあるんダナ

(そして)

そして

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(そうやってきみにつたわること)

そうやって君に伝わる事

(ばからしくてしにたくなること)

馬鹿らしくて死にたくなる事

(まっさおにぬられたそらにぼくはいた)

真っ青に塗られた空に僕はいた

(きみもいた)

君も居た

(どんなできごとがあっても)

どんな出来事があっても

(ぐっすりとねむればもとどおり)

ぐっすりと眠れば元通り

(げんじつとゆめのむすびめにぼくはいた)

現実と夢の結び目に僕はいた

(きみもいた)

君も居た

(せかいがあんてんするそのしゅんかんまでは)

世界が暗転するその瞬間までは

(きらいだっておもったことなんて)

「嫌いだ」って思ったコトなんて

(いちどだってないけれど)

一度だってないケレド

(そんなことをいいたくなることがたまにあるんだな)

そんな事を言いたくなる瞬間がたまにあるんダナ

(ころしてとおもったことなんて)

「殺して」と思ったコトなんて

(いちどだってないけれど)

一度だってないケレド

(そんなことをいいたくなることがたまにあるんだわ)

そんな事を言いたくなる瞬間がたまにあるんだわ

(そして)

そして

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(そうやってきみにつたわるおと)

そうやって君に伝わる音

(ばからしくてしねるようなおと)

馬鹿らしくて死ねるような音

(そして)

そして

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(すべてをだいなしにしてしまう)

全てを台無しにしてしまう

(そうやってきみにつたわるおと)

そうやって君に伝わる音

(ばからしくて)

馬鹿らしくて

(しにたくなること)

死にたくなる事