弓道射法訓

背景
投稿者投稿者佐々木いいね0お気に入り登録
プレイ回数253難易度(3.4) 360打 長文 かな

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(しゃほうはゆみをいずして、)

射法は弓を射ずして、

(ほねをいることもっともかんようなり。)

骨を射ることもっとも肝要なり。

(こころをそうたいのちゅうおうにおき、)

心を総体の中央に置き、

(しかしてゆんでさんぶんのにつるをおし、)

而して弓手三分の二弦を押し、

(めてさんぶんのいちゆみをひき、)

妻手三分の一弓を引き、

(しかしてこころをおさむこれわごうなり。)

而して心を納む是れ和合なり。

(しかるのち、むねのなかすじにしたがい、)

然る後、胸の中筋に従い、

(よろしくさゆうにわかるるごとくこれをはなつべし。)

よろしく左右に分かるる如くこれを放つべし。

(しょにいわく、てっせきあいこくしてひのいずることきゅうなり。)

書に曰く、鉄石相剋して火の出ずる事急なり。

(すなわちきんたいはくしょくにしはんげつのくらいなり。)

すなわち金体白色西半月の位なり。