この世界で見つけたもの

(ないてるだけなんて)

泣いてるだけなんて

(もういやだからいかなくちゃ)

もう嫌だから行かなくちゃ

(いままでありがとう)

今までありがとう

(こんやはかぜがきもちいいね)

今夜は風が気持ちいいね

(ありきたりで)

ありきたりで

(だけどわたしにとってはたいせつでとくべつな)

だけど私にとっては大切で特別な

(そんなかんじょう)

そんな感情

(きみがくれたんだよぜんぶ)

キミがくれたんだよ全部

(ずっとまえから)

ずっと前から

(きっときっとこうなるうんめいだったんだ)

きっと　きっとこうなる運命だったんだ

(たしかなものなどひとつもここにはないけど)

確かなものなどひとつもここにはないけど

(きみはだきしめてくれた)

キミは抱きしめてくれた

(みゃくうつこどうといききみのたいおんすべてが)

脈打つ鼓動　吐息　キミの体温　全てが

(ここにあるから)

ここにあるから

(きみのそのえがおにわたしいままでどれだけ)

キミのその笑顔に私　今までどれだけ

(すくわれてきたんだろう)

救われてきたんだろう

(だからこんどはわたしがえがおでいわなくちゃ)

だから今度は私が笑顔で言わなくちゃ

(さよならばいばい)

さよなら　バイバイ

(こわくてふるえたよるはいつもきみをおもった)

怖くて震えた夜は　いつもキミを想った

(いますぐあいたいよ)

今すぐ会いたいよ

(いえなくてことばをのみこんだ)

言えなくて言葉を飲み込んだ

(おねがいわたしのこのてをはなさないで)

お願い　私のこの手を離さないで

(いまさらねわかってる)

今更ね　わかってる

(もうおそいってこと)

もう遅いってこと

(きみもわたしもしってるの)

キミも私も知ってるの

(これがさいご)

これが最後

(なのになのにどうしてなみだがあふれて)

なのに　なのにどうして涙があふれて

(たしかなものなどひとつもここにはないけど)

確かなものなどひとつもここにはないけど

(きみはつよさをくれた)

キミは強さをくれた

(ふたりぶんのおもいをのせてはしるみらいはもう)

二人分の想いを乗せて走る未来はもう

(どこにもなくても)

どこにもなくても

(きみのそのえがおをわたしずっとわすれない)

キミのその笑顔を私　ずっと忘れない

(どれだけときがすぎても)

どれだけ時が過ぎても

(きみがわたしをおもいだせなくなってもずっと)

キミが私を思い出せなくなってもずっと

(わすれないよ)

忘れないよ

(みゃくうつこどうといききみのたいおんすべてを)

脈打つ鼓動　吐息　キミの体温　全てを

(わすれないから)

忘れないから