蜜蝋に沈む街にて
雰囲気がすき
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歌詞(問題文)
(せいししたゆうぎじょうのすみおともなくたたずむ)
静止した遊技場の隅音もなく佇む
(ささやきかわすためいきがせかいをとじこめた)
囁き交わすため息が世界を閉じ込めた
(ただしにゆくならぼくはぼくのままで)
ただ死にゆくなら僕は僕のままで
(まもれないやくそくだってかまわない)
守れない約束だって構わない
(こいをしたそらをにらむよこがおに)
恋をした空を睨む横顔に
(うつくしくすけるろうこく)
うつくしく透ける漏刻
(いつわりのこんぺきのやねにひそむかいてんもくばのかげ)
いつわりの紺碧の屋根に潜む回転木馬の影
(おさないうたがおわるまでゆるされたじゆうのなかで)
幼いうたが終わるまで許された自由のなかで
(いきをつげないままでもきみとおよげたの)
息を継げないままでもきみと泳げたの
(しんとうしてくっせつするひかりちるこはくのそこ)
浸透して屈折するひかり散る琥珀の底
(ゆらめいてきらめいてくちる)
揺らめいて煌めいて朽ちる
(つかまえておちたきみのかなしみをついばむようにいつくしむ)
捕まえて落ちたきみの哀しみを啄ばむように慈しむ
(かたらないこんぺきのやねにひそむかいてんもくばのかげ)
語らない紺碧の屋根に潜む回転木馬の影
(これきりどこへもいけないぼくらを)
これきりどこへも行けない僕らを
(かみさまは、ねえ、どこでみてる?)
神様は、ねえ、何処で見てる?
(わらわないきみもさわれないそらも)
笑わないきみも触れない空も
(こいをするぼくがぼくであるために)
恋をする僕が僕であるために
(うつくしくきしむろうこく)
うつくしく軋む漏刻
(もういまはとざせないまぶたをさす)
もう今は閉ざせない瞼を刺す
(みつろうづけのせかい)
蜜蝋漬けの世界
(みついろのゆめにかざすかいてんもくばのかげ)
蜜色の夢に翳す回転木馬の影