平成バイバイ

(ちょっとそこまでてをのばしたいつかへと)

ちょっとそこまでって手を伸ばした いつかへと

(あいまいなままでとじられたのーとに)

曖昧なままで 閉じられたノートに

(ひっせきをたくしてた)

筆跡を託してた

(いろどられたくうそうとなかまたちとかこんだいま)

彩られた空想と仲間たちと 囲んだ今

(にどねさんどねくりかえして)

二度寝三度寝繰り返して

(いいゆめだけみつづけようとしてたようなひび)

いい夢だけ見続けようとしてた ような日々

(かりたままのそふとと)

借りたままのソフトと

(かしたままのこうりゃくぼんと)

貸したままの攻略本と

(なんねんたってもなんねんたっても)

何年経っても 何年経っても

(かわらずかがやきつづける)

変わらず輝き 続ける

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(こころのなかにともったひかりおいかけたぼくら)

心の中に 灯った光追いかけた僕ら

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(あんりあるなことがにぎわいだしたじだい)

アンリアルなことが 賑わいだした時代

(いろめくてれびじょん)

色めくテレビジョン

(ちゃんねるかえるあいまにうつりこむ)

チャンネル変える合間に 映り込む

(はいいろのおとなたちがうつむいたひょうじょうがやるせなかった)

灰色の大人たちが 俯いた表情がやるせなかった

(かりたままのやさしさと)

借りたままの優しさと

(かしたままのきぼうてきかんそくと)

貸したままの希望的観測と

(なんねんたってもなんねんたっても)

何年経っても 何年経っても

(かわらずかがやきつづける)

変わらず輝き続ける

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(こころのなかにしげったやみにおいかけられたぼくら)

心の中に 茂った闇に追いかけられた僕ら

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(りあるなことがかたむきだしたじだい)

リアルなことが 傾きだした時代

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(こころのなかにともったひかりおいかけたぼくら)

心の中に 灯った光 追いかけた僕ら

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(あんりあるなことがわいたじだい)

アンリアルなことが 湧いた時代

(しょうらいなりたいものはなんですか)

将来なりたいものはなんですか

(とくにないなにもいらんつらいだけ)

特にない何も要らんつらいだけ

(しょうらいのゆめはありますか)

将来の夢はありますか

(ゆめなんかもてない)

夢なんか持てない

(じりひんのげんじつうばいあいのげんじつ)

ジリ貧の現実 奪い合いの現実

(たたかいとためいきとこうかつさのげんじつ)

戦いとため息と狡猾さの現実

(ほしいのはみんなでわいたねっきょうのあのじかんだけ)

ほしいのはみんなで湧いた熱狂のあの時間だけ

(かりたままのやさしさと)

借りたままの優しさと

(かしたままのきぼうてきかんそくと)

貸したままの希望的観測と

(なんねんたってもなんねんたっても)

何年経っても 何年経っても

(かわらずかがやきつづける)

変わらず輝き続ける

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(こころのなかにしげったやみにおいかけられたぼくら)

心の中に 茂った闇に追いかけられた僕ら

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(りあるなことがかたむきだしたじだい)

リアルなことが 傾きだした時代

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(こころのなかにともったひかりおいかけたぼくら)

心の中に 灯った光追いかけた僕ら

(へいせいばいばい)

平成バイバイ

(あんりあるなことがわいたじだい)

アンリアルなことが 湧いた時代