月床咆吼
記号は省略しています。
「行く」の読みが「いく」と「ゆく」の二通り混在していますが、原曲の発音通りですのでご了承ください。
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歌詞(問題文)
(こよいはつきよ)
「今宵は月夜
(これからをゆめみるにはにぎやかなばん)
これからを夢見るには賑やかな晩
(ゆえにねむりがいざなうまで)
ゆえに眠りが誘うまで
(いつかをゆめみておおかみはつきにほえますの)
いつかを夢見て 狼は月に吠えますの」
(おうのがいせんよるにうたうまつりに)
王の凱旋 夜に唄う祭に
(ひとりきばもちそのまえをねがわれ)
一人 牙持ち その前を願われ
(むねにほこりをちからをあずけて)
胸に誇りを 力を預けて
(しょうりのかんせいまっさきにそのみに)
勝利の歓声 真っ先にその身に
(おうのさんかにみちたりて)
王の賛歌に 満ち足りて
(げっかをゆくのはなかまたち)
「月下を行くのは仲間達
(つきにむかっていくようながいせんですの)
月に向かって行くような凱旋ですの
(このおうにつかえていてさいわいだったと)
この王に仕えていて幸いだったと
(そしてきしはむかしをおもいますの)
そして騎士は昔を思いますの」
(けものはひとりでなにもかもさからい)
獣は一人で 何もかも逆らい
(しかしきづけばまもられていたのです)
しかし気づけば 守られていたのです
(かえりばしょはここだといわれて)
帰り場所は ここだと言われて
(ないてうなずきちかいをあらたに)
泣いて 頷き 誓いを新たに
(ささげようなにもかも)
ささげよう 何もかも
(おおがいせんの)
おお 凱旋の
(おおつきをみあげ)
おお 月を見上げ
(おおわがしゅじゅう)
おお 我が主従
(おおうたによえば)
おお 歌に酔えば
(おおこうかいも)
おお 後悔も
(おおつきにかかげ)
おお 月に掲げ
(おおわがこころが)
おお 我が心が
(おおたすけよう)
おお 助けよう
(これはいまのゆめ)
「これは今の夢
(ぎんのおおかみがつきよのばんに)
銀の狼が月夜の晩に
(もうふをだいてみるゆめ)
毛布を抱いて見る夢
(だけどいくどかめがさめたら)
だけど幾度か目が覚めたら
(かなうとしんじられるゆめですの)
かなうと信じられる夢ですの」
(いつかせいぎにゆらいでまよい)
いつか正義に 揺らいで迷い
(ただしささがしちからをすてかけ)
正しさ探し 力を捨てかけ
(いつかおおきなちからにくっして)
いつか大きな 力に屈して
(おのれのむりょくになみだをこぼしても)
己の無力に 涙をこぼしても
(きしとしてはなされぬ)
騎士として 離されぬ
(おおあやまちを)
おお 過ちを
(おおおそれずと)
おお 恐れずと
(おおわがこころを)
おお 我が心を
(おおつきにちかう)
おお 月に誓う
(おおまようことを)
おお 迷うことを
(おおためらわずが)
おお 躊躇わずが
(おおわがおうの)
おお 我が王の
(おおきしのほこり)
おお 騎士の誇り
(まっすぐにまかされて)
まっすぐに 任されて
(つきよのばんにゆめをみますの)
「月夜の晩に夢を見ますの
(いくどねがえりをくりかえせばかなうのか)
幾度寝返りを繰り返せば叶うのか
(でもいまのままでじゅうぶんにしあわせと)
でも今のままで充分に幸せと
(そうねむりにつけるゆめですの)
そう眠りにつける夢ですの」
(おうのがいせんまえをゆくおおかみ)
王の凱旋 前を行く狼
(きしのほえごえつきみあげくらいて)
騎士の吠え声 月見上げ食らいて
(なつかしいにおいちかいのにおいは)
懐かしい匂い 誓いの匂いは
(はなさずすてずにいてくれたいばしょの)
離さず捨てずに いてくれた居場所の
(かんせいほこりにおうにみをよせたら)
歓声誇りに 王に身を寄せたら
(あまえをゆるしていばしょをもらうの)
甘えを許して 居場所を貰うの
(ひざのうえにてほめられてなでられ)
膝の上にて 褒められて撫でられ
(つよがりかえしてもつうじてくよろこび)
強がり返しても 通じてく喜び
(いつまでもきしとして)
いつまでも 騎士として
(おおがいせんの)
おお 凱旋の
(おおつきをみあげ)
おお 月を見上げ
(おおかつてといま)
おお かつてと今
(おおいまといつか)
おお 今といつか
(おおまよいゆるし)
おお 迷い許し
(おおともにあゆみ)
おお 共に歩み
(おおぎんのつきを)
おお 銀の月を
(おおかみがぎんず)
おお 神が吟ず
(おおかけるつきを)
おお 欠ける月を
(おおおうよのぞめ)
おお 王よ望め
(おおともにきみよ)
おお 共に君よ
(おおちへいみすえ)
おお 地平見据え
(おおみちるつきを)
おお 満ちる月を
(おおおうよのぞめ)
おお 王よ望め
(おおともにきみよ)
おお 共に君よ
(おおおうとずっと)
おお 王とずっと
(かんしゃのことばをのぞんでもよろしくて)
「感謝の言葉を望んでも宜しくて……?」