意味が分かると怖い話115 概要欄に説明あり
これだったらお熱がおあつってなってたり。
面白いですよね。
解説
村の住人は全員「私」に寿命を提供していた。
でも大津波が来るため全員が24時間以内に亡くなってしまった。
そして「私」は手足を拘束されたまま津波に…
寿命を提供したのが仮に100人だとすると、
「私」は100日間息ができないけど死ぬことはできない。
めっちゃ地獄じゃん。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | モロ | 6297 | S | 6.4 | 97.0% | 184.2 | 1197 | 37 | 33 | 2024/11/02 |
2 | tetsumi | 5161 | B+ | 5.3 | 96.1% | 232.7 | 1251 | 50 | 33 | 2024/11/21 |
3 | れい。規制された | 4518 | C++ | 4.6 | 98.2% | 255.4 | 1175 | 21 | 33 | 2024/10/13 |
4 | だしまき | 4458 | C+ | 4.6 | 96.9% | 261.5 | 1204 | 38 | 33 | 2024/11/22 |
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問題文
(「このむらにはな、でんせつのちすじがあるんじゃよ。)
「この村にはな、伝説の血筋があるんじゃよ。
(むらびとひとりのじゅみょうを、いちにちぶんだけほかのむらびとにうつすことができるんじゃ。)
村人一人の寿命を、一日分だけほかの村人に移すことができるんじゃ。
(だから、ばあちゃんのじゅみょうもいちにちぶんわけてあげるよ。)
だから、婆ちゃんの寿命も一日分分けてあげるよ。
(ばあちゃんのいちにちを、あなたがしっかりといきるんじゃよ。いいか。)
婆ちゃんの一日を、あなたがしっかりと生きるんじゃよ。いいか。
(ばあちゃんはそれでしあわせなんじゃ。)
婆ちゃんはそれで幸せなんじゃ。
(かわいいまごがながくいきるんだから。」)
かわいい孫が長く生きるんだから。」
(きゅうにおもいだした。)
急に思い出した。
(これはわたしのおばあちゃんが、)
これは私のおばあちゃんが、
(わたしがちいさいころにはなしてくれたおはなし。)
私が小さいころに話してくれたお話。
(わたしはせんてんせいのびょうきをわずらっているので、)
私は先天性の病気を患っているので、
(わたしをげんきづけようとわざとそういううそをついたんだろう。)
私を元気づけようとわざとそう言う嘘をついたんだろう。
(はやくびょうきをなおして、)
早く病気を治して、
(おとうさんとおかあさんにあいたい。)
お父さんとお母さんに会いたい。
(わたしはむらのちいさなびょういんににゅういんしている。)
私は村の小さな病院に入院している。
(「おねつはかるわよー」)
「お熱はかるわよー」
(かんごしがはいってきた。)
看護師が入ってきた。
(かんごしはわたしのわきのしたにたいおんけいをはさみ、ねつをはかる。)
看護師は私のわきの下に体温計を挟み、熱を測る。
(わたしはきのう、じさつみすいをおこそうとしたため、)
私は昨日、自殺未遂を起こそうとしたため、
(りょうてりょうあしをべるとでしっかりとこていされている。)
両手両足をベルトでしっかりと固定されている。
(たいおんけいをぬきとったとき、)
体温計を抜き取った時、
(そのかんごしがばたりとたおれた。)
その看護士がばたりと倒れた。
(「どうしたのかんごしさん」)
「どうしたの看護師さん」
(わたしはこえをかけたがうんともすんともいわない。)
私は声をかけたがうんともすんとも言わない。
(わたしはおおごえでほかのかんごしをよんだ。)
私は大声で他の看護師を呼んだ。
(だが、だれもこない。)
だが、誰も来ない。
(いったいどうしたんだろうか。)
いったいどうしたんだろうか。
(ふいにまどのほうにめをやると、)
不意に窓のほうに目をやると、
(とんでもないいへんがおきているのがみえた。)
とんでもない異変が起きているのが見えた。
(みちをあるいているつうこうにんがばたばたとたおれていくのだ。)
道を歩いている通行人がバタバタと倒れていくのだ。
(まるでどみのだおしのように。)
まるでドミノ倒しのように。
(わたしはぱにっくになった。)
私はパニックになった。
(てあしはこうそくされているのでうごくことができない。)
手足は拘束されているので動くことができない。
(そのとき、てれびからつなみけいほうがながれた。)
その時、テレビから津波警報が流れた。