メランコリーシティ

(たわいのないこのれっとうかんをへやのすみにおいといた)

たわいのないこの劣等感を部屋の隅に置いといた

(わたしのからだはめらんこりーだいくあてもないから)

私の体はメランコリーだ行くあてもないから

(あじけのないこのれっとうかんもいくあてもないまま)

味気のないこの劣等感も行くあてもないまま

(いつまでたってもまよなかはじまったらりらりらー)

いつまで経っても真夜中始まったラリラリラー

(こんやのしかけはごうせいだったこえをあげてみせよう)

今夜の仕掛けは豪勢だった声を上げてみせよう

(たかぶるわたしはちょうになってきみはまたわらうのさ)

高ぶる私は蝶になって君はまた笑うのさ

(はきだしたいこのれっとうかんをぼくはまたおさえて)

吐き出したいこの劣等感を僕はまた押さえて

(せまくてちいさなはいけいだったこのまちはさあ)

狭くて小さな背景だったこの町はさあ

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(はきだしたいものはいてはいて)

吐き出したいもの吐いて吐いて

(あなたのじかんのわたしのすがたを)

貴方の時間の私の姿を

(かざってみせたらまーにーまーにー)

飾って見せたらマーニーマーニー

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(つめこみみたいものはいてはいて)

詰め込みたいもの掃いて掃いて

(これからぼくらはだましていくのさ)

これから僕らは騙していくのさ

(ゆるされないかならりらりらー)

許されないかなラリラリラー

(たわいのないこのれっとうかんをへやのすみにおいといた)

たわいのないこの劣等感を部屋の隅に置いといた

(わたしのかげからちょうになってこのへやでとぶのさ)

私の影から蝶になってこの部屋で飛ぶのさ

(いけすかないその５３４うそならばおしえて)

いけ好かないその534嘘ならば教えて

(いつまでたってもまよなかはじまったさ)

いつまで経っても真夜中始まったさ

(ひどくせまいこの１３かいにいくあてもないまま)

酷く狭いこの13階に行く当ても無いまま

(たかぶるわたしはちょうになったきみはまたわらうのか)

高ぶる私は蝶になった君はまた笑うのか

(わすれてたいからもうとじたむりやりでもあけて)

忘れてたいからもう閉じた無理やりでも開けて

(さびてるなみだのとこからこじれていった)

錆びてる涙のとこから拗れていった

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(はきだしたいものはいてはいて)

吐き出したいもの吐いて吐いて

(あなたのじかんでわたしのすがたを)

貴方の時間で私の姿を

(かざってみせたよまーにーまーにー)

飾って見せたよマーニーマーニー

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(うけいれないものないてないて)

受け入れないもの鳴いて鳴いて

(こんやもぼくらはだましていくのさ)

今夜も僕らは騙していくのさ

(ゆるされなくてもらりらりらー)

許されなくてもラリラリラー

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(はきだしたいものはいてはいて)

吐き出したいもの吐いて吐いて

(あなたのじかんのわたしのすがたを)

貴方の時間の私の姿を

(かざってみせたらまーにーまーにー)

飾って見せたらマーニーマーニー

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(つめこみみたいものはいてはいて)

詰め込みたいもの掃いて掃いて

(これからぼくらはだましていくのさ)

これから僕らは騙していくのさ

(ゆるされることはないな)

許されることはないな

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(なきだすひとならないてないて)

泣き出す人なら泣いて泣いて

(とおくのじかんのわたしのすがたを)

十億の時間の私の姿を

(かざってみせたらまーにー)

飾って見せたらマーニー

(わたしのからだとごこうのすりきれ)

私の体と五劫の擦り切れ

(いけすかないからないてないて)

いけ好かないから鳴いて鳴いて

(あなたのなぐりもどろどろなあいも)

あなたの殴りもどろどろな愛も

(ゆるしてないかららりらりらー)

許してないからラリラリラー

(そんな)

そんな

(らりらりらー)

ラリラリラー