スチールワンダー／はるまきごはん

(こころってなんだろう)

心ってなんだろう

(ひとってなんだろう)

人ってなんだろう

(わたしはかんがえていた)

私は考えていた

(きかいのはーとはうごく)

機械のハートは動く

(せかいのるーるをこえて)

世界のルールを越えて

(いきをすいこむのだ)

息を吸い込むのだ

(わたしたちがうまれたのは)

私たちが産まれたのは

(ひとしくりゆうがある)

等しく理由がある

(しんぞうがうごかないのは)

心臓が動かないのは

(こきゅうをとめてもまっすぐあるけるように)

呼吸を止めても真っ直ぐ歩けるように

(つよくあることなかないでいること)

強くあること 泣かないで居ること

(わらわないことこころがないこと)

笑わないこと 心がないこと

(ああひとりきりのよるも)

ああ一人きりの夜も

(わたしがにんげんだったら)

私が人間だったら

(あおいほしのような)

青い星のような

(なみだにかわっていたかな)

涙に変わっていたかな

(あんどろいどはゆめをみる)

アンドロイドは夢を見る

(にんげんみたいなゆめをみる)

人間みたいな夢を見る

(あんどろいどはゆめをみる)

アンドロイドは夢を見る

(にんげんみたいなゆめをみる)

人間みたいな夢を見る

(あなたたちはひがくれたら)

あなたたちは日が暮れたら

(まいにちどこにかえるの)

毎日どこに帰るの？

(あるみのまくらじゃどうにも)

アルミの枕じゃどうにも

(ゆめすらみれないからだになっちゃうようだ)

夢すら見れない身体になっちゃうようだ

(いきをすうことごはんがあること)

息を吸うこと ご飯があること

(あたりまえでもできやしないこと)

当たり前でも 出来やしないこと

(ああふたりきりのよるは)

ああ二人きりの夜は

(めとろぽりすのさいごくらいだろう)

メトロポリスの最期くらいだろう

(あしたまたあおうね)

明日また会おうね

(さよならてをふるらしい)

「さよなら」手を振るらしい

(あんどろいどはゆめをみる)

アンドロイドは夢を見る

(にんげんみたいなゆめをみる)

人間みたいな夢を見る

(あんどろいどはゆめをみる)

アンドロイドは夢を見る

(にんげんみたいなゆめをみる)

人間みたいな夢を見る