自信暗鬼

(だれをしんじればいいんだっけ？)

誰を信じればいいんだっけ？

(だれをあいすればいいんだっけ？)

誰を愛すればいいんだっけ？

(きらいなひとはだれだっけ？)

嫌いな人は誰だっけ？

(わすれてしまったよ。)

忘れてしまったよ。

(なんかいなけばいいんだっけ。)

何回泣けばいいんだっけ。

(しにたくなるってきいてよって。)

死にたくなるって聞いてよって。

(だれもきいちゃくれないって)

誰も聞いちゃくれないって

(わかっているつもりだった)

わかっているつもりだった

(せんせいぼくはなんでこんなになるまでいきてるんですか。)

先生僕は何でこんなになるまで生きてるんですか。

(ぜんちぜんのうだってしってるよ？)

全知全能だって知ってるよ？

(はやくぼくをみちびけよ。)

早く僕を導けよ。

(なにもできないとわかっていた)

何もできないとわかっていた

(むかちなじぶんがだいきらいだ。)

無価値な自分が大嫌いだ。

(どこかにきえてしまえばいいと、)

どこかに消えてしまえばいいと、

(おもわないようなあさはない。)

思わないような朝はない。

(ただすくってくれってないてるんだ。)

ただ救ってくれって泣いてるんだ。

(うごけないあのひのじぶんが。)

動けないあの日の自分が。

(やめてそんなめでみないでよ。)

やめてそんな目で見ないでよ。

(ぼくはかみさまじゃないからさ。)

僕は神様じゃないからさ。

(なにをしんじればいいんだっけ？)

何を信じればいいんだっけ？

(なにをしんじたらいいんだっけ？)

何を信じたらいいんだっけ？

(きらいなひとはだれだっけ？)

嫌いな人は誰だっけ？

(おぼえていたんだよ。)

覚えていたんだよ。

(しにたくなるってきいてよって)

死にたくなるって聞いてよって

(だれもきいちゃくれないって)

誰も聞いちゃくれないって

(まわりはつめたいひとだって)

周りは冷たい人だって

(わかっていないふりをした。)

わかっていないふりをした。

(せんせいなんでぼくはこんなにわらえるようになったんだ。)

先生なんで僕はこんなに笑えるようになったんだ。

(もうずっとたのしくないのさ)

もうずっと楽しくないのさ

(はやくぼくをみちびけよ。)

早く僕を導けよ。

(なにもしらないままでいたくて)

何も知らないままでいたくて

(むかちなじぶんをあいしたくて)

無価値な自分を愛したくて

(それでもきえてしまえばいいと)

それでも消えてしまえばいいと

(なやまないようなあさはない。)

悩まないような朝はない。

(ただたすけてくれってないてるんだ。)

ただ助けてくれって泣いてるんだ。

(さけべないあのひのじぶんが)

叫べないあの日の自分が

(やめろそんなめでみないでよ)

やめろそんな目で見ないでよ

(ぼくはかみさまじゃないからさ)

僕は神様じゃないからさ

(まえをむいてたいけど)

前を向いてたいけど

(わらっていたいけど)

笑っていたいけど

(いきができなくても、)

息ができなくても、

(いきていたいんだよ。)

生きていたいんだよ。

(にげみちはどこにもない)

逃げ道はどこにもない

(あがいていくしかほかにはない。)

あがいていくしか他にはない。

(わらえないようなまいにちでも)

笑えないような毎日でも

(しぬことはゆるされしない。)

死ぬことは許されしない。

(なにもかもぜんぶだいきらいだ。)

何もかも全部大嫌いだ。

(むかちなじぶんもぜんぶぜんぶ。)

無価値な自分も全部全部。

(さけんでいてもわかりゃしない。)

叫んでいてもわかりゃしない。

(むだなじんせいをいきている。)

無駄な人生を生きている。

(ただいきをとめたってないてたって)

ただ息を止めたって泣いてたって

(だれもたすけやしないからさ。)

誰も助けやしないからさ。

(いきてるふりでもなんでもいい)

生きてるふりでも何でもいい

(くだらないこのせかいでただ)

くだらないこの世界でただ

(さけべ。)

叫べ。