何故、旅をするのだろう / コブクロ

(ｆａｒａｗａｙｆｒｏｍｈｏｍｅ)

Far away from home

(ｔｈｅｒｅｉｓａｎｏｔｈｅｒｓｋｙｔｅｌｌｓａｌｌ)

there is another sky tells all.

(なぜたびをするのだろう)

何故　旅をするのだろう？

(すきなまちをえらんでくらしているのに)

好きな街を選んで　暮らしているのに

(いうほどとかいもつめたくはないのに)

言うほど　都会も　冷たくはないのに

(ゆうぐれをさがしてはびるのすきまにぴんとをあわせて)

夕暮れを探しては　ビルの隙間にピントを合わせて

(けっきょくみかえしもしないようなひびが)

結局　見返しもしないような日々が

(つもったらからのかばんひとつでゆこう)

積もったら　空のカバン一つで行こう

(どんなしゃしんきでもうつせない)

どんな写真機でも写せない

(すんだいろがまだあのそらにはある)

澄んだ色が　まだ　あの空にはある

(いつでもおなじぬくもりのなかに)

いつでも同じ　温もりの中に

(あたらしいじぶんをさがしにゆく)

新しい自分を　探しに行く

(ゆめいきのちけっとがとおらないかいさつのまえで)

夢行きのチケットが　通らない改札の前で

(ひきかえすまえにもういちどたしかめて)

引き返す前に　もう一度　確かめて

(えがいてきたゆめとそのいきさきを)

描いてきた夢と　その行き先を

(まるでししゅんきのころみたような)

まるで　思春期の頃見たような

(なつかしいまちなみひとりあるけば)

懐かしい街並み　一人歩けば

(あのころよりもせのびしていきてる)

あの頃よりも　背伸びして生きてる

(つかれたえがおがまどにながれる)

疲れた笑顔が　窓に流れる

(かえるばしょがひとつふえるたび)

帰る場所が一つ増える度

(あいたいひとがまたひとりふえてく)

会いたい人がまた一人増えてく

(またあえるひまでげんきでいてねと)

「また会える日まで　元気でいてね」と

(うるむひとみかすれたこえ)

潤む瞳　かすれた声

(どんなしゃしんきでもうつせない)

どんな写真機でも写せない

(すんだいろがまだあのそらにはある)

澄んだ色が　まだ　あの空にはある

(いつでもおなじぬくもりのなかに)

いつでも同じ　温もりの中に

(あたらしいじぶんをさがしにゆく)

新しい自分を　探しに行く

(わすれてたこたえをさがしにゆく)

忘れてた答えを　探しに行く