この指とまれ！ / コブクロ

(このゆびとまれせかいじゅうがおなじうたをくちずさむひ)

この指とまれ！世界中が同じ歌をくちずさむ日

(ねらいさだめたらいふるのさきにほらあおいとりがとまるよ)

狙い定めたライフルの先に　ほら、青い鳥がとまるよ！

(ちいさないのちのともしびをひとふきでけしさるような)

小さな命の灯火を　一吹きで消し去るような

(こころないあらそいのかぜはやむことはないのか)

心ない争いの風は　止む事は無いのか？

(まもるべきものがあるそれぞれのむねに)

守るべきものがある　それぞれの胸に

(そのおもみのぶんだけながいみちのりはつづくけれど)

その重みの分だけ　永い道のりは続くけれど

(このゆびとまれせかいじゅうがおなじうたをくちずさむひ)

この指とまれ！世界中が同じ歌をくちずさむ日

(ねらいさだめたらいふるのさきにほらあおいとりがとまるよ)

狙い定めたライフルの先に　ほら、青い鳥がとまるよ！

(いくせんねんかむかしひとがぼうきれでひいたきょうかいせん)

幾千年か昔　人が　棒切れで引いた境界線

(そのさかいめのむこうがわじゃいのちのかちもちがうのか)

その境目の向こう側じゃ　命の価値も違うのか？

(きずつけあうばかりじゃなにもきずけない)

傷つけ合うばかりじゃ　何も築けない

(あやまちにきづくのはたいせつなときをうしなってから)

過ちに気付くのは　大切な時を失ってから

(うみをはさんでにらめっこじゃわらったかおさせみえやしない)

海を挟んでにらめっこじゃ　笑った顔させ見えやしない

(ままにだかれたあのひとみにもういちどぱぱがうつりますように)

ママに抱かれたあの瞳に　もう一度パパが映りますように

(てれびのなかでたいせつなひとがないている)

テレビの中で大切な人が泣いている

(こえがとどかないなにもとどかない)

声が届かない…何も届かない…

(そんなときはなにをだきしめてなけばいいの)

そんな時は何を抱きしめて泣けばいいの？

(かなしみのだいしょうはなみだのかずじゃはかれないよだから)

悲しみの代償は　涙の数じゃ計れないよ　だから！

(このゆびとまれせかいじゅうがおなじうたをくちずさむひ)

この指とまれ！世界中が同じ歌をくちずさむ日

(ねらいさだめたらいふるのさきにほらあおいとりがとまるよ)

狙い定めたライフルの先に　ほら、青い鳥がとまるよ！

(ぼくがひとりでまもれるものあいするひととおんがくと)

僕が一人で守れるもの　愛する人と音楽と

(ほかにはなにもないけれどぼくにとってはかけがえのないもの)

他には何も無いけれど　僕にとってはかけがえの無いもの

(このゆびとまれせかいじゅうがおなじうたをくちずさむひ)

この指とまれ！世界中が同じ歌をくちずさむ日

(ねらいさだめたらいふるのさきにほらあおいとりがとまるよ)

狙い定めたライフルの先に　ほら、青い鳥がとまるよ！