ゆらゆら

(なれそだったばしょをでて)

慣れ育った場所を出て

(がむしゃらにだしたこたえは)

ガムシャラに出した答えは

(どこかにまるめてすてたようだ)

何処かに丸めて捨てたようだ

(ざわつくまちのこえとひかりかがやくがいとうが)

ざわつく街の声と光り輝く街灯が

(とげみたいにこころをさすんだよ)

トゲみたいに心を刺すんだよ

(あのころのぼくはきっときらきらしていたな)

あの頃の僕はきっとキラキラしていたな

(つまびくこーどたちがおどるように)

つまびくコード達が踊るように

(「あいたいね」ってきみのこえが)

「会いたいね」って君の声が

(そらにとけていくよながれぼし)

空に溶けていくよ流れ星

(いまよりとおくにとびだしたい)

今より遠くに飛び出したい

(ゆらゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆらゆら

(そのばしのぎのあまいみつが)

その場しのぎの甘い蜜が

(なりたいじぶんをぼやかしていく)

なりたい自分をボヤかしていく

(あしかせみたいにからみついてすすめない)

足枷みたいに絡みついて進めない

(どうせじぶんなんかって)

どうせ自分なんかって

(ちょうせんからにげだして)

挑戦から逃げ出して

(きずつかないようにまもってた)

傷つかないように守ってた

(でもそれでいいのかな？)

でもそれでいいのかな？

(このままおわれるのかな？)

このまま終われるのかな？

(まだはやい)

まだ早い

(おわるにはなにもなしとげてないだろう)

終わるには何も成し遂げてないだろう

(ぼくのこえでぼくのこえで)

僕の声で　僕の声で

(さけんでみようか)

叫んでみようか

(ぼくのこえでそう)

僕の声で　そう

(ぼくのこえでａｈ)

僕の声で　ah

(「あいたいね」ってきみのこえが)

「会いたいね」って君の声が

(そらにとけていくよながれぼし)

空に溶けていくよ流れ星

(いまよりとおくにとびだしたい)

今より遠くに飛び出したい

(ゆらゆらゆらゆら)

ゆらゆらゆらゆら

(さいしゅうでんしゃにとびのって)

最終電車に飛び乗って

(なりたいじぶんにあいにいこう)

なりたい自分に会いに行こう

(ときはもどらなくてもかさなるんだ)

時は戻らなくても重なるんだ