意味が分かると怖い話149 概要欄に説明あり
解説
最初の粗大ごみは妻である。
そこから増えていったというような文章があることから、ほかにも誰か殺しているのだろうか…
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | モロ | 6339 | S | 6.4 | 97.7% | 190.7 | 1238 | 29 | 33 | 2024/11/05 |
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問題文
(ごみやしきって、あちこちにあるよね。)
ゴミ屋敷って、あちこちにあるよね。
(じつはおれもごみやしきのじゅうにんのひとりだったんだけど、)
実は俺もゴミ屋敷の住人の一人だったんだけど、
(おれのばあい、きっかけはひとつのそだいごみ、)
俺の場合、きっかけは一つの粗大ごみ、
(そのうえにあつめてきたごみをどんどんうえにかさねていって、)
その上に集めてきたゴミをどんどん上に重ねていって、
(それでごみやしきになっちゃったってわけ。)
それでゴミ屋敷になっちゃったってわけ。
(しゅういのひとがさわぎだしてから２かげつぐらいたったころかな)
周囲の人が騒ぎだしてから2か月ぐらいたったころかな
(そのころにはもうへやはごみでうめつくされていた。)
そのころにはもう部屋はゴミで埋め尽くされていた。
(そのうちもうれつなあくしゅうをはなちだした。)
そのうち猛烈な悪臭を放ちだした。
(とうぜんだれもちかよってなんかこない。)
当然誰も近寄ってなんか来ない。
(ちょうないかいからときどきくじょうをいいにくるんだけど、)
町内会から時々苦情を言いに来るんだけど、
(しょせんそとでどなってるだけ。)
所詮外で怒鳴ってるだけ。
(そうするとこんどはてれびのれぽーたーがやってきたりする。)
そうすると今度はテレビのレポーターがやってきたりする。
(きんじょのやつはしゅざいにこたえて)
近所のやつは取材に応えて
(すきかってなことをいいやがる。)
好き勝手なことを言いやがる。
(やれしゃっきんまみれでじぼうじきになっただの、)
やれ借金まみれで自暴自棄になっただの、
(やれおくさんににげられてからおかしくなっただの。)
やれ奥さんに逃げられてからおかしくなっただの。
(だれもおれのきもちなんてわからないくせに)
誰も俺の気持ちなんてわからないくせに
(さわぎがおおきくなってぜんこくにちゅうもくされはじめたころ、)
騒ぎが大きくなって全国に注目され始めたころ、
(ひとつのじけんがおきる。)
一つの事件が起きる。
(そう、おれのいえがかじになる。)
そう、俺の家が火事になる。
(おれはがいしゅつしてるからぶじなんだけど、)
俺は外出してるから無事なんだけど、
(いえはあとかたもなくもえてしまう。)
家は跡形もなく燃えてしまう。
(ごみがふはいしてしぜんはっかしただのいわれてるけど、)
ゴミが腐敗して自然発火しただの言われてるけど、
(まともにげんばけんしょうすらしてもらえない。)
まともに現場検証すらしてもらえない。
(まあおれはきらわれもので、)
まあ俺は嫌われ者で、
(ごみだらけだったからしょうがないけど。)
ゴミだらけだったからしょうがないけど。
(むしろそっちのほうがつごうがいい。)
むしろそっちのほうが都合がいい。
(ごみやしきがもえたことをきっかけに、)
ゴミ屋敷が燃えたことをきっかけに、
(おれはたしょへいってちいさなあぱーとでもかりて、)
俺は他所へ行って小さなアパートでも借りて、
(ふつうにくらしていく、だいにのじんせいとでもいおうか。)
普通に暮らしていく、第二の人生とでもいおうか。
(もちろんもうごみなんてあつめるきもないし、)
もちろんもうゴミなんて集める気もないし、
(ひつようもない。)
必要もない。
(よのなかのごみやしきってだいたいこんなかんじなんじゃないかな？)
世の中のゴミ屋敷って大体こんな感じなんじゃないかな？