ずっとそばに/Cö shu Nie

(わらいとばせたんだ)

笑い飛ばせたんだ

(どうしようもないことも)

どうしようもないことも

(となりにいるだけであたたかい)

隣に居るだけで 温かい

(へやはらくじついろにかきまわされて)

部屋は落日色にかきまわされて

(かざったしゃしんのなかで)

飾った写真の中で

(わらったままあかいかお)

笑ったまま あかい顔

(あなたのすきなもので)

あなたの好きなもので

(てーぶるをいっぱいにするの)

テーブルをいっぱいにするの

(いいでしょうこんやだけ)

いいでしょう 今夜だけ

(いわわせてほしい)

祝わせてほしい

(ああもうふりかえれば)

ああもう振り返れば

(やたらときれいなおもいでになってしまった)

やたらと綺麗な思い出になってしまった

(もどらないときをすこしだけ)

戻らない時を少しだけ

(ちかくでかんじてたいよ)

近くで感じてたいよ

(あなたにあえたいまへと)

あなたに会えた今へと

(つながるならすべてゆるせたの)

繋がるならすべて赦せたの

(ふたつのぐらすでおどるあわ)

ふたつのグラスで踊る泡

(つきあかりがやさしい)

月明かりがやさしい

(ひとりじゃのみきれないかな)

ひとりじゃ飲みきれないかな

(れいぞうこびょうしんのおとひびきわたって)

冷蔵庫 秒針の音 響きわたって

(いまのこのしずけさも)

今のこの静けさも

(これはこれですきになった)

これはこれで好きになった

(こうやってあたらしくなっていく)

こうやって新しくなっていく

(ひとつひとつを)

ひとつひとつを

(あなたはきっとよろこぶ)

あなたはきっと喜ぶ

(わたしのきもしらないで)

わたしの気も知らないで

(おどろくよいまだにぜつぼうのはしっこすら)

驚くよ 未だに絶望の端っこすら

(どこにもみあたらない)

どこにも見当たらない

(あなたののこしたひかりがいまもあたためてくれる)

あなたの残した光が 今も温めてくれる

(いとしいさよならだったから)

愛しいさよならだったから

(さびしさはただのわがままなの)

寂しさはただの我儘なの

(ふたつのさらでひえるひみつ)

ふたつの皿で冷える秘密

(あなたのこえがききたい)

あなたの声が聞きたい

(ひとりじゃたべきれないかな)

ひとりじゃ食べきれないかな

(やくそくしたのにわすれたくない)

約束したのに 忘れたくない

(みてよあなたのすきなもので)

見てよ あなたの好きなもので

(てーぶるをいっぱいにしたの)

テーブルをいっぱいにしたの

(いいでしょこんやだけいわわせてほしい)

いいでしょ 今夜だけ 祝わせてほしい

(ああもうふりかえれば)

ああもう振り返れば

(やたらときれいなおもいでになってしまった)

やたらと綺麗な思い出になってしまった

(もどらないときをすこしだけ)

戻らない時を少しだけ

(ちかくにかんじていたいよ)

近くに感じていたいよ

(あなたがのこしたひかりで)

あなたが残した光で

(ここまであゆんでこれたんだよ)

ここまで歩んでこれたんだよ

(ふたつのぐらすでおどるあわ)

ふたつのグラスで踊る泡

(つきあかりがやさしい)

月明かりがやさしい

(どこにいてもずっとそばにいる)

何処にいてもずっとそばにいる

(わたしはあなたしようのままで)

わたしはあなた仕様のままで

(どこにいてもずっとそばにいる)

どこにいてもずっとそばにいる

(あなたはわたししようのまま)

あなたはわたし仕様のまま

(ひとりでいきていけるわ)

ひとりで生きていけるわ