オレンジイレエル

(そのままでいいよとそうまとうがぼくにささやいているのに)

「其の儘で良いよ」と　走馬灯がぼくに囁いているのに

(いつのまにかじぶんさえもうたがいはじめてた)

何時の間にか自分さえも　疑い始めてた

(じじつにもとづいたにちじょうのはんすうはくらいつくしたよ)

事実に基づいた　日常の反芻は喰らい尽くしたよ

(なんてねばかみたいねなにをもとめていきた)

なんてね　馬鹿みたいね　何を求めて生きた？

(やさしさとはなんですかきびしさとはなんですか)

優しさとは何ですか？　厳しさとは何ですか？

(むちははじとしりえてまたよるをこえてゆく)

無知は恥と知り得て　また夜を越えて征く

(えんせいだけのこっているれいせいさをかいている)

厭世だけ残っている　冷静さを欠いている

(もういらないからさよなら)

もう要らないから　さよなら

(おちてゆけあんりあるめがさめてしまうなら)

堕ちて征け　非日常　眼が覚めて仕舞うなら

(あきらめてこわしてよほんしんはうそだらけ)

諦めて　壊してよ　本心は嘘だらけ

(だいだいのｕｎｒｅａｌぼくをかくしていてね)

橙の　Unreal　ぼくを隠していてね

(もどれなくなるように)

戻れなくなる様に

(いつのひかはいとかすまで)

いつの日か灰と化す迄

(こどくはいかさまだぼくはぼくをすべてわすれてしまったよ)

孤独は如何様だ？　ぼくはぼくを総て忘れてしまったよ

(あらわれたかげがだれかもなにもわかんなくなった)

現れた影が誰かも　なにもわかんなくなった

(ゆめをみてたようだなんどつうかくをかんじればいいんだろう)

夢を観てたようだ　何度痛覚を感じれば良いんだろう

(なんどもねむりにつくされどみえないけしき)

何度も　眠りに就く　然れど見えない景色

(しんじつとはなんですかげんじつとはなんですか)

真実とは何ですか？　現実とは何ですか？

(あいをつたえられてもこたえられずないてる)

愛を伝えられても　応えられず泣いてる

(こうかいだけのこっていたたえられるはずもなくて)

後悔だけ残っていた　耐えられる筈も無くて

(ぼうきゃくのよるにさよなら)

忘却の夜に　さよなら

(おちてゆけあんりあるめがさめてしまうなら)

落ちて征け　非日常　眼が覚めて仕舞うなら

(なげだしてころしてよしょうしつがこわいから)

投げ出して　殺してよ　消失が怖いから

(だいだいとａｎｏｎｙｍｏｕｓぼくをわすれていてね)

橙と　Anonymous　ぼくを忘れていてね

(だめなじぶんだから)

駄目な自分だから

(おちてゆくそれなのにめにさめてほしいのは)

おちてゆく　それなのに　眼に覚めて欲しいのは

(さしのべるきみのてがぼくをもとめてるから)

差し伸べる　君の手が　僕を求めてるから

(ふがいないせいのめのおわりがびょうをよんでる)

不甲斐ない　生の芽の　終りが秒を読んでる

(あいしていたかった)

「愛していたかった」

(おちてゆけあんりあるめがさめてしまうなら)

堕ちて征け　非日常　眼が覚めて仕舞うなら

(あきらめてこわしてよほんしんはうそだらけ)

諦めて　壊してよ　本心は嘘だらけ

(だいだいとｕｎｒｅａｌぼくをわすれていてね)

橙と　Unreal　ぼくを忘れていてね

(もどれなくなるように)

戻れなくなる様に

(いつのひかはいとかすまでぼくのとなりにいてほしい)

いつの日か灰と化す迄　僕の隣にいてほしい