証として

(なにもしんじられないこんなせかいに)

何も信じられないこんな世界に

(ぼくがいきるいみはあるだろうか)

僕が生きる意味はあるだろうか

(だけどきみにあえたこんなせかいが)

だけど君に逢えたこんな世界が

(なぜかいとしいとおもってしまった)

何故か愛しいと思ってしまった

(なみだでにじむままふれたけしきは)

涙で滲むまま触れた景色は

(みえているものすらわからないのに)

見えているモノすら解らないのに

(つきささるたしかなぼくのおもいを)

突き刺さる確かな僕の想いを

(だれかのせいにはできないから)

誰かのせいには出来ないから

(すぎさるひびのあたりまえが)

過ぎ去る日々の当たり前が

(かなしくてたまらないな)

哀しくてたまらないな

(はりさけたこころがいたくても)

張り裂けた心が痛くても

(くりかえすこきゅうがくるしくても)

繰り返す呼吸が苦しくても

(このてのあたたかさが)

この手の温かさが

(ひとであるあかしなんだ)

人である証なんだ

(けっしてかわりやしないげんじつとか)

決して変わりやしない現実とか

(いつかおきわすれてきえたゆめとか)

いつか置き忘れて消えた夢とか

(いやなことだらけのこんなせかいで)

嫌な事だらけのこんな世界で

(せめてぼくらしくいたいじゃないか)

せめて僕らしく居たいじゃないか

(いまがただうつくしくてきたなくてこわくて)

今がただ美しくて汚くて怖くて

(それでもいいときみがのぞむなら)

それでも良いと君が望むなら

(ぼくがすべてうけいれてだきしめるよ)

僕が全て受け入れて抱き締めるよ

(すぎさるひびのあたりまえが)

過ぎ去る日々の当たり前が

(かなしくてたまらないな)

哀しくてたまらないな

(はきだしたこえがちいさくても)

吐き出した声が小さくても

(あゆんでくあしがつたなくても)

歩んでく足が拙くても

(みにくいすがたこそが)

醜い姿こそが

(ひとというかたちならば)

人という形ならば

(はりさけたこころがいたくても)

張り裂けた心が痛くても

(くりかえすこきゅうがくるしくても)

繰り返す呼吸が苦しくても

(このてのあたたかさが)

この手の温かさが

(きみでありぼくである)

君であり僕である

(それぞれのあかしなんだ)

それぞれの証なんだ

(なにもしんじられないこんなせかいに)

何も信じられないこんな世界に

(ぼくがいきるいみはあるだろうか)

僕が生きる意味はあるだろうか

(だけどきみにあえたこんなせかいが)

だけど君に逢えたこんな世界が

(なぜかいとしいとおもってしまった)

何故か愛しいと思ってしまった

(そうおもえてしまった)

そう思えてしまった