ScatteredGlass(鳴花ミコト)歌詞打

(このうすぐらいせかいに)

この薄暗い世界に

(たったひとりのぼくはどこへむかっていたの？)

たった一人の僕は　どこへ向かっていたの？

(こんなとうめいなもうせい)

こんな透明な猛省

(すがりついていたのはきみじゃなかったきがした)

縋り付いていたのは　君じゃなかった気がした

(あたまのなかのいずばかりで)

頭の中　ノイズばかりで

(めにうつしたかげぼうしが)

目に現した　かげぼうしが

(くびをしめてさけんでいた)

首を絞めて　叫んでいた

(くだかせてよ。)

砕かせてよ。

(めをとじてもいたみがのこるの)

目を閉じても　痛みが残るの

(おもいだすのあのひのことを)

思い出すの　あの日の事を

(きずだらけなんだ)

傷だらけなんだ

(がらすのようになんどもわれるさ)

ガラスのように　何度も割れるさ

(きみのせいでとぎれたふらっしゅばっく)

君のせいで　途切れたフラッシュバック

(ひとつひとつおもいだしてく)

一つ一つ思い出してく

(いつまでこのみちが)

いつまでこの道が

(つづいてくのだろうかもうしびれてるのに)

続いてくのだろうか　もう痺れてるのに

(なんどもとりしまっても)

何度も取り締まっても

(おさえられないえもーしょんさけられないこのせいろ)

抑えられないエモーション　逸れないこの正路

(なつかしさにのこされたきみ)

懐かしさに　残された君

(そのままでもよかったのにな)

そのままでも　良かったのにな

(にぎったてがつめたくてさ)

握った手が　冷たくてさ

(もうあきたんだよ)

もう飽きたんだよ

(くずれおちたなみだのはへんが)

崩れ落ちた　涙の破片が

(いきとまらせたようなかんかく)

息止まらせたような感覚

(こころにひびいた)

心に響いた

(がらすのようになおせばもとどおり)

ガラスのように　直せば元通り

(なんてもうそうもうおそいの)

なんて妄想　もう遅いの

(はしるのひかりてらすまで)

走るの　光照らすまで

(かこのいとにしばられてもぼくは)

過去の糸に　縛られても僕は

(「もういやだ」とさけんでみたの)

「もう嫌だ」と叫んでみたの

(もうひきかえせない)

もう引き返せない

(うらがえすのかすんだこころを)

裏返すの　霞んだココロを

(すりぬけるのあかずのめいを)

すり抜けるの　開かずの命を

(はしってそらのかなたへいくの)

走って空の彼方へ行くの

(だれかがきっとまっているの)

誰かがきっと　待っているの

(ここにいるよ)

ここにいるよ