意味が分かると怖い話207 概要欄に説明あり
解説
返事をしてきたのは母ではない「誰か」で
母と思わせて主人公を呼び寄せていた。
もし、母が帰ってくるのが遅くてそのまま奥の部屋に行っていたらどうなっていたことか…
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問題文
(こどものころのはなし。)
子供の頃の話。
(こどものころ、ぼくは2かいだてのかりいえにすんでいた。)
子供の頃、僕は2階建ての借り家に住んでいた。
(ははおやもしごとをしていたので、)
母親も仕事をしていたので、
(がっこうからかえってもじぶんひとりのことがおおかった。)
学校から帰っても自分一人のことが多かった。
(あるひ、ゆうがたおそくがっこうからかえってくると、)
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、
(いえのなかがくらい。)
家の中が暗い。
(「おかあさーん」)
「おかあさーん」
(とよぶと、2かいからかちいさなこえで)
と呼ぶと、2階からか小さな声で
(「はーい」)
「はーい」
(とこたえるこえがする。)
と答える声がする。
(もういっかいよぶとまた)
もう一回呼ぶとまた
(「はーい」)
「はーい」
(じぶんをよんでいるようなきがして、2かいへあがる。)
自分を呼んでいるような気がして、2階へ上がる。
(かいだんをあがったところでまたははをよぶと、おくのへやから)
階段を上がったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から
(「はあ~い」)
「はあ~い」
(とこえがする。)
と声がする。
(きみょうなむなさわぎと、いっこくもはやくははにあいたいのとで)
奇妙な胸騒ぎと、一刻も早く母に会いたいのとで
(おくのへやへゆっくりとちかづいていく。)
奥の部屋へゆっくりと近づいていく。
(そのとき)
その時
(したでげんかんをあけるおとがする。)
下で玄関を開ける音がする。
(ははおやがあわただしくかいものぶくろをさげてかえってきた。)
母親があわただしく買い物袋を提げて帰ってきた。
(「しゅんすけ、かえってる~?」)
「しゅんすけ、帰ってる~?」
(あかるいこえでぼくをよんでいる。)
明るい声で僕を呼んでいる。
(ぼくはすっかりげんきをとりもどして、かいだんをかけおりた。)
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りた。