ガタ

(なぁどうだいおまえのせい)

なぁどうだいお前の生

(わからなくなってばかめばかめ)

分からなくなって馬鹿め馬鹿め

(あぁもうおまえのせいのどのおくからからから)

あぁもうお前の所為 喉の奥からカラカラ

(すりきれてすてられるような)

擦り切れて捨てられるような

(ちゃちないのちでがんばろうな)

ちゃちな命で頑張ろうな

(いのってうばってもっともっとあざむいていけよ)

祈って奪ってもっともっと欺いていけよ

(やっとのことにげきった)

やっとのこと逃げ切った

(きょうもきょうできのうとおなじようなあたまだな)

今日も今日で昨日と同じような頭だな

(なにひとつかわりやしないどろのなかをおよぐ)

何一つ変わりやしない泥の中を泳ぐ

(どこへいこうがなにをしていようが)

何処へ行こうが何をしていようが

(もうまくからはがれないんだ)

網膜から剥がれないんだ

(もういっそひきがねをひけよ)

もういっそ 引き金を引けよ

(ｂｕｌｌｅｔこっけいななりだろ)

Bullet 滑稽な形だろ

(おいていかれるようなきがするだろ)

置いていかれるような気がするだろ

(いたいほどみぬいてくれやしないかって)

痛い程見抜いてくれやしないかって

(わがままかい)

わがままかい？

(だれにだっておかまいなしにたすけをこうのだろう)

誰にだってお構い無しに助けを乞うのだろう

(わかんないことはわからんままでいようぜ)

分かんないことは分からんままでいようぜ

(くもりなきくろになりぜんぶがみえないきこえない)

曇りなき黒になり全部が見えない聞こえない

(ってそんなもんかってしゃがんで)

ってそんなもんかってしゃがんで

(あしのいっぽだってふみだせない)

足の一歩だって踏み出せない

(おもってもないことばっかいって)

思ってもないことばっか言って

(ほらいけしゃあしゃあとわらってるんだ)

ほらいけしゃあしゃあと笑ってるんだ

(どうだろうきみのめにはどううつるんだろうな)

どうだろう 君の目にはどう写るんだろうな

(どうやったってあすはくるんだよなぁ)

どうやったって明日は来るんだよ なぁ

(ｂｕｌｌｅｔとっていたなみだも)

Bullet 取っていた涙も

(どうせかれるそんなひがくるだろう)

どうせ涸れるそんな日が来るだろう

(じかいをおいぬいてむけたきたいなんてあだばなさ)

自戒を追い抜いて向けた期待なんて 徒花さ

(がめんのうえあらわになってぼくをおそうのだろう)

画面の上顕になって僕を襲うのだろう

(ゆがんだすがたみにうつったそれをみていた)

歪んだ姿見に写ったそれを見ていた

(おとにおとかさねえがいてたことばさえ)

音に音重ね 描いてた言葉さえ

(こわれちまったなってそんなこと)

壊れちまったな ってそんなこと

(どうだっていいんだろう)

どうだっていいんだろう？

(しにきれぬまんまでどこへいこう)

死にきれぬまんまで何処へ行こう

(きのみきのままとおくむこうへと)

着の身着のまま遠く向こうへと

(たどりついたらなにがあろうか)

辿り着いたら何があろうか

(もうあとさきなんてないのさ)

もう後先なんてないのさ

(わかってはいたんだよ)

分かってはいたんだよ

(ｂｕｌｌｅｔじったいがなくとも)

Bullet 実体がなくとも

(ちょっとぐらいゆめをみたいだろう)

ちょっとぐらい夢を見たいだろう

(やさしくうちぬいてくれやしないかって)

優しく撃ち抜いてくれやしないかって

(わがままかい)

わがままかい？

(はれになってあさがきたって)

晴れになって 朝が来たって

(たすけはないのだろう)

助けは無いのだろう

(わかんないことはわからんままでいようぜ)

分かんないことは分からんままでいようぜ

(なぁそうだろ)

なぁそうだろ

(くだんないことにこだわったままいきようぜ)

くだんないことに拘ったまま生きようぜ