共存する別々の世界で

(このこたえはすでにわかってる)

この答えは既に分かってる

(なにをしてもむくわれることはない)

何をしても報われることはない

(またただただくるしいひびを)

また ただただ苦しい日々を

(おくりつづけることになるのだろう)

送り続けることになるのだろう

(やさしいきみの)

優しい君の

(ことばのひとつひとつがむねにささる)

言葉のひとつひとつが胸に刺さる

(このこころのいたみをけすためにはさ)

この心の痛みを消すためにはさ

(ぼくがあきらめるしかないことくらい)

僕が諦めるしかないことくらい

(わかってんだ)

分かってんだ

(きみのてをとなりでいっしょに)

君の手を隣で一緒に

(つなげたならどれだけしあわせなんだろう)

繋げたならどれだけ幸せなんだろう

(たかいそらをふとみあげたよ)

高い空をふと見上げたよ

(なんだかなつかしいようなきがした)

なんだか懐かしいような気がした

(ひろいこころそのなかにも)

広い心 その中にも

(くもににたようなものがあるのかな)

雲に似たようなものがあるのかな

(このものがたりのけつまつは)

この物語の結末は

(さいしょからわかってる)

最初から分かってる

(つまらないよね)

つまらないよね

(そんなはなしはだれもよみたくないね)

そんな話は誰も読みたくないね

(きみとぼくはいきてくせかいがちがう)

君と僕は生きてく世界が違う

(むかいあえてもふみこむことは)

向かい合えても踏み込むことは

(できないせかいだ)

出来ない世界だ

(たまにみせるそのむじゃきな)

たまに見せるその無邪気な

(えがおがなんだかとてもかなしくみえる)

笑顔が何だかとても悲しく見える

(このこたえはすでにわかってる)

この答えは既に分かってる

(なにをしてもむくわれることはない)

何をしても報われることはない

(きみがいきるせかいはとてもひろいから)

君が生きる世界はとても広いから

(そのえがおがたえまなく)

その笑顔が絶えまなく

(つづいていきますように)

続いていきますように

(ぼくはこのせまいせかいで)

僕はこの狭い世界で

(じぶんらしくこれからもいきていくよ)

自分らしくこれからも生きて行くよ

(どうかきみはあるいているそのみちを)

どうか君は歩いているその道を

(そのまままっすぐにすすみつづけていてほしいんだ)

そのまま真っ直ぐに進み続けていてほしいんだ

(きっとこれいじょうちかくに)

きっとこれ以上近くに

(いってしまったらいまのかんけいさえ)

いってしまったら今の関係さえ

(くずれてしまうから)

崩れてしまうから