『光』：手嶌葵

(ねぇかわらないものはもうこのせかいにないかな)

ねぇ　変わらないものは　もう　この世界にないかな

(ねぇつたえたいことはもうこのこころにないかな)

ねぇ　伝えたいことは　もう　この心にないかな

(よるのふちあさがまつくりかえすひび)

夜の淵　朝が待つ　繰り返す　日々

(ねぇあのやくそくさえもうわすれてゆくのならば)

ねぇ　あの約束さえ　もう　忘れてゆくのならば

(ねぇこのうたごえだけあぁきみにとどくようにと)

ねぇ　この歌声だけ　あぁ　君に届くようにと

(おわりからはじまりへあふれだすなみだからはじまるきょう)

終わりから始まりへ　溢れ出す　涙から始まる　今日

(とおくへとおくへすぎたときのかげぼうしひかりもとめａｈ)

遠くへ　遠くへ　過ぎた時の影法師　光求め　Ah

(とおくへとおくへきえないようにかげろうつかみたいねぇ)

遠くへ　遠くへ　消えないように陽炎　つかみたい　ねぇ

(こうさするこうさするひかりとかげ)

交差する　交差する　光と影

(そのさきになにがある？)

その先に　何がある?

(ねぇえいえんにかんじてたこのせかいのおわりで)

ねぇ　永遠に感じてた　この世界の終わりで

(ねぇはかなくもきえそうなぬくもりをもとめてる)

ねぇ　儚くも消えそうな　温もりを求めてる

(かれおちるこのはたちそのしたでうまれゆくいのちをいま)

枯れ落ちる木の葉たち　その下で生まれゆく　命を今

(とおくへとおくへながれてゆくみなもづきひかりつれてａｈ)

遠くへ　遠くへ　流れてゆく水面月(みなもづき)　光連れて　Ah

(とおくへとおくへまぼろしでもしんきろうしんじたいねぇ)

遠くへ　遠くへ　幻でも蜃気楼　信じたい　ねぇ

(すぎてゆくすぎてゆくきのうときょう)

過ぎてゆく　過ぎてゆく　昨日と今日

(そのさきになにがある？)

その先に　何がある?

(とおくへとおくへすぎたときのかげぼうしひかりもとめａｈ)

遠くへ　遠くへ　過ぎた時の影法師　光求め　Ah

(とおくへとおくへきえないようにかげろうつかみたいねぇ)

遠くへ　遠くへ　消えないように陽炎　つかみたい　ねぇ

(こうさするこうさするひかりとかげ)

交差する　交差する　光と影

(そのさきになにがある？)

その先に　何がある?