メラブシ
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歌詞(問題文)
(のうあるたかがつめをかかげるよはうごうのしゅうをわきたたせた)
能ある鷹が爪を掲げる世は 烏合の衆を沸き立たせた
(てんよりさずかりしちからいともじょうひんなおひとがら)
「天より授かりし力」「いとも上品なお人柄」
(このよをわたってゆくにはかめんのひとつもかぶらにゃ)
この世を渡ってゆくには仮面の一つも被らにゃ
(みみのふじゆうなやつらにはびぼうやどおりながえさになる)
耳の不自由な聴衆には 美貌や通名が餌になる
(たましいのねふだもよまずむれをよびおこしてさけぶ)
魂の値札も読まず 群れを呼び起こして叫ぶ
(ああこよいはまつりだあつまれわになれ)
嗚呼 今宵は祭りだ 集まれ輪になれ
(さあまきをくべてうたえおどれひのこよまえめらめら)
さあ薪を焼べて 歌え踊れ 火の粉よ舞え メラメラ
(あいにのまれこころあずけもっともっとよいしれたまへ)
愛に呑まれ 心預け もっともっと酔い痴れたまへ
(ほのおかこえふしをとれひのこよまえめらめら)
炎囲え 節を取れ 火の粉よ舞え メラメラ
(せいをいわえりょうめをささげすべてをわすれて)
生を祝え 両眼を捧げ 全てを忘れて
(めらめら)
メラメラ
(つめでみたされぬやつらはしんこうとしんようをはきちがえる)
爪で満たされぬ観衆は 信仰と信用を履き違える
(かつてのかがやきはいずこほんしょうはとんだおろかもの)
「かつての輝きは何処?」「本性はとんだ愚か者」
(このよをわたってゆくうちにかめんもよろいになりはてた)
この世を渡ってゆくうちに仮面も鎧に成り果てた
(くろねこのしっぽのようなけむりがどこかにたてば)
黒猫の尻尾の様な煙がどこかに立てば
(ひもとへいそげとやつらよだれをたらす)
火元へ急げと大衆 涎を垂らす
(たましいのねうちもくまずむれをよびおこしてさけぶ)
魂の値打も汲まず 群れを呼び起こして叫ぶ
(ああこよいがたたりだあつまれわになれ)
嗚呼 今宵が祟りだ 集まれ輪になれ
(さあたきぎをくべてあぶらそそげひのこよまえめらめら)
さあ薪を焼べて 油注げ 火の粉よ舞え メラメラ
(あいをたててこいしをなげもっともっとふくろだだけ)
愛を立てて 小石を投げ もっともっと袋叩け
(あぶれあぶれまじょをなぶれひのことばせめらめら)
炙れ炙れ 魔女を弄れ 火の粉飛ばせ メラメラ
(はいにそまるよがいやかもやされるほうがわるいのさ)
灰に染まる世が嫌か? 燃やされるほうが悪いのさ
(ほのおつよめちしおふかせこがしつくせめらめら)
炎強め 血潮噴かせ 焦がし尽くせ メラメラ
(せいをのろえりょうめをえぐれすべてをわすれて)
生を呪え 両眼を抉れ 全てを忘れて
(めらめら)
メラメラ
(めらめら)
メラメラ