レムの魔法

(いつもそばにいれなくてごめんね)

いつもそばに居れなくてごめんね

(さびしいおもいさせてごめんね)

寂しい思い、させてごめんね

(ひとつきりのからだだけれど)

ひとつきりの体だけれど

(きみにふれにいけなくてごめんね)

きみに触れに行けなくてごめんね

(こころをちぎってでも)

心を千切ってでも

(きみをまもりたいのに)

きみを守りたいのに

(ちぎってみたところで)

千切ってみたところで

(なんにもならないんだ)

なんにもならないんだ

(きみのせいじゃないんだよ)

きみのせいじゃないんだよ

(きみはわるくないんだよ)

きみは悪くないんだよ

(ひとりでがんばらせた)

ひとりで頑張らせた

(つよくないのに)

強くないのに

(れむのまほうをかけてあげるよ)

レムの魔法を掛けてあげるよ

(きみがふあんでたまらないとき)

きみが不安でたまらないとき

(ぼくはゆめへあいにいって)

僕は夢へ逢いに行って

(きみがほしいことばをあげるよ)

きみが欲しい言葉をあげるよ

(いちばんほしいことばをあげるよ)

一番欲しい言葉をあげるよ

(いつもおもいかえせなくてごめんね)

いつも想い返せなくてごめんね

(かなしいかおをさせてごめんね)

悲しい顔をさせてごめんね

(ひとつきりのからだだからさ)

ひとつきりの体だからさ

(きみにぜんぶあげちゃいたいのにね)

きみに全部あげちゃいたいのにね

(こころをたおってでも)

心を手折ってでも

(きみをまもりたいのに)

きみを守りたいのに

(たおってみたところで)

手折ってみたところで

(なんにもならないんだ)

なんにもならないんだ

(きみのせいじゃないんだよ)

きみのせいじゃないんだよ

(きみはわるくないんだよ)

きみは悪くないんだよ

(ひとりでこえもだせず)

ひとりで声も出せず

(ないちゃうのに)

泣いちゃうのに

(れむのまほうをかけておくれよ)

レムの魔法を掛けておくれよ

(きみがふあんでたまらないとき)

きみが不安でたまらないとき

(ぼくのゆめへあそびにおいで)

僕の夢へ遊びにおいで

(きみがあんしんしてねむれるまで)

きみが安心して眠れるまで

(いちばんひくいこえでうたうよ)

一番低い声で歌うよ

(きみがほしいものはなんだい)

きみが欲しいものはなんだい

(きみがほしいものはどれかな)

きみが欲しいものはどれかな

(ぼくにできることはなんでもするよ)

僕にできることはなんでもするよ

(ぼくにできないことでもするよ)

僕にできないことでもするよ

(れむのまほうをかけてあげるよ)

レムの魔法を掛けてあげるよ

(きみがふあんでたまらないとき)

きみが不安でたまらないとき

(ぼくはゆめへあいにいって)

僕は夢へ逢いに行って

(きみがほしいことばをあげるよ)

きみが欲しい言葉をあげるよ

(いちばんほしいことばをあげるよ)

一番欲しい言葉をあげるよ